『気功指導員養成コース』について



「はじめに」  「指導員コースって何?」  「このコースで、いったい何が得られるんだろうか・・・」
  「内容はどういうものですか。何が学べるのでしょうか」  「クラス分けや授業日程はどうなりますか」  「カリキュラム以外の活動はありますか?」
  「コース修了後、指導員として活動できるのですか?資格の意味は何ですか?」
「まったくの初心者ですが、ついていけるか心配/転勤が多く、最後まで通いきれるかわかりません/授業料はどのくらいかかるのですか?」

「  は じ め に  」

 【「少林寺武術気功(少林寺気功)」とは】   座禅修行に励む僧たちの運動不足を補うものとして、武術の鍛練の一つとして、修行の中に取り入れられ発展したものです。効果は、怪我の回復・健康増進・病気治療・美容・潜在能力開発など多岐に渡ります。しかしながら具体的内容は、1500年の間”選ばれた弟子”以外には伝えられませんでした。なぜなら、それは想像を超える高レベルへの到達を目標としていたからです。また、志の悪い部外者が、悪用し災いが人民に降りかかるのを防ぐ意味もありました。
【 釋 延平 について】    嵩山少林寺の第三十四代最高師範である釋 延平(チン・シーピン)は、少林寺における修行(少林寺武術気功)のかたわら、中国国内の気功各流派との交流・研究を深め、少林寺気功を中心とした初心者から無理なく効果的に行える独自の気功修練法をまとめました。  嵩山少林寺のもつ高度な修練法は、中国だけではなく全人類の財産です。釋 延平は、その技術と精神を日本にも伝えたいと懇願し、中国嵩山少林寺の正式な許可を得て、1994年全日本少林寺気功協会を設立しました。後進の育成の為【指導員養成コース】を設け、秘伝気功を含む「少林寺武術気功(少林寺気功)」を伝授しております。言うまでもなく、嵩山少林寺史上初の試みです。
 少林寺気功の修練による心身の変化は余りにも顕著です。釋 延平の中国嵩山少林寺における30年に及ぶ少林寺武術気功の修練、20年に渡る指導・治療経験の成果の集大成がここにあります。



「指導員コースって何?」

「気功の指導者を目指したい」
「より深く気功について学びたい」
「治療家としての研鑽、さらなるスキルアップを目指したい」
「自分自身の健康を改善したい、潜在能力を開発してみたい」


この指導員養成コースTの門をくぐった方の動機は実にさまざまです。
開設当初は、既に気功や東洋医学等の知識や経験がある方、
医師や治療家など、受講対象はある程度限定されていました。
しかし、一般でも真剣に学びたいと熱望される多くの方々の声があり、また
現代日本社会において少林寺の武術気功が真に有用であること、またそれを
伝える人材の育成が必要である、との見地から、広く門戸を開放することとなりました。
現在では幅広い層の受講者がコースを修了され、さらに上級のコースに進級し
研鑚を続けておられます。医療や福祉関係の方から、治療家、スポーツ・体育指導者、
会社員、OL、主婦、学生、またご年配の方、外国人の方など・・・実に様々な職業、
経歴の方々が、ひとつのクラスに集まり、ともに学んでいらっしゃいます。


「このコースで、いったい何が得られるんだろうか・・・」


  どのような変化が起こってくるのか・・・それは、各人の個性や能力、また努力の
 度合いでおのずと違いが出るでしょう。一般的には 【肉体能力や精神性が
 飛躍的に向上する】
と言えますが、具体的にはどのようなことでしょうか?
  ここでは、先に会員となり少林寺気功を学ぶ過程で、履修生・卒業生の皆さんが
 実感・体験されていることについて、お寄せいただいたありのままの声をご紹介
 したいと思います。「自分だったらどんなだろう?」と想像しながらお読み下さい。
「たばこを止めました。積極的に体を動かすようになり、ランニング5km・週3回ペースで走っています。 身だしなみにも気を使うようになりました。/考えがすっきりして、迷わず仕事をすすめることが出来ました。 トラブルで問合わせがあっても落ち着いて処理できました。 /活発になりました(30代男性・履修生)
膝にたまっていた水が無くなった。身体が締まった・・・気がする。真冬に着るものが1枚減った。 /ムラッ気が減った。自分の身体の調子に敏感になった。 /2年間、ともにガンバった同期のメンバーと行った少林寺旅行※は人生最高の旅となりました。 (40代男性・卒業生)
2年前の私を知る友人は、私の変わりように目を見張っています。体型などもそうですが、 「まるで別人のようにイキイキしていて、羨ましい!」と云われます。自分では自然にしていますが、 周囲の人は私の発している「気」の変化を無意識に感じているんじゃないかと思います。 知らない人に親しげに声をかけられることも多くなりました。(30代女性・卒業生)
「宿命通の体験」・・・・静功レベルアップ※ の項目の中に、宿命通というのがあります。 過去、今、未来の自分の宿命を知る方法です。この方法を習って、やってみると、 まず過去世での自分の大きな罪を再現する動作がいくつも出てきました。毎日やっていると、 次第に過去の出来事は出なくなり、未来の出来事が出てくるようになりました。(男性・卒業生)
ビンゴゲームに強くなったみたいです。 自分が欲しかった物や自分と同席していた人が欲しがるものを獲得できることが多くなりました。 / 物の波動のようなものが感じられるようになりました。パワーストーンのお店の前とかアロマテラピーの瓶とか 並べられているところを通ると、たくさんの電気の粒子みたいなものを感じます。 しかも物によって感じ方も違いました。これは面白い、と思って、家でも実験しました。 指輪とローズクォーツのブレスレットを並べて手をかざして違いを理解してから、 自分は目をつぶった状態で家族に並べ替えてもらっても、違いを感じることができ、 触れずともどちらに手を近づけた状態にあるのかわかります。いつもというわけではありませんが...。(女性・卒業生)
・・・気が付いたら、2004年2月〜8月の間に8kg体重が減っていました。体重は4年前に戻り、体型は20代の時と同じようにSサイズの洋服が着られるようになりました。40歳過ぎて始めた気功で、これだけ成果があり、とても嬉しかったです(笑)  (女性・卒業生)
 まだ、気功を始めて間もないですが、私の心や環境は大きく変わりました。今までは、何をやりたいのかわからず一人で 考え込んでくさっていました。
 しかし、気功を始めてからはあまり自分の気持ちに焦りを感じなくなり、さらにその心の 変化から、自分の目標がが少しずつ見えてきて生活も一変して充実したものとなりました。これからも気功を続けていき 楽しんでいきたいです。
(20代男性/履修生)
 以前太極拳をしていたのですが、そこではやはり形だけしか教えてもらえず、教室の全体の方針も、形だけをきれいにやるという感じでした。そして、体の中から、中身からというもの、中国気功とはなになのかな、と知りたく思いました。体を動かして、太極拳をしていたわけですが、『お前、よく風邪ひくじゃないか』といわれていました。それに、とても疲れやすく、『健康そうに見えない』とさえ言われてしまいました。そんな中、いろいろと本を読んでいましたら、先生の本と出会い、こちらに来ました。先生からちゃんと理論、中身、などまた今日の動功の授業でも、どういう風に気をめぐらせるのかなど、具体的に指導してくださりました。(男性/履修生)


「内容はどういうものですか。何が学べるのでしょうか」

このコースは、大きくわけて3つの柱があります。

第1に、3大秘伝動功の伝授。

以下に挙げる3つを、3大動功と呼んでいます。
少林寺の中で伝わってきた秘伝であり、
少林寺の僧以外に伝授されることはありません。
(少林寺の総本山・嵩山少林寺では、現在外国人を受け入れていませんから、
本山以外で、また外国人でこの秘伝動功を学べるのは、事実上この指導員
Tコースのみです。釋 延平直伝に限り、正式に伝授を許されているものです。)


【鶴功三十六式】
「動中求静」「心身合一」「内外兼修」「陰陽相生」の訓練を通じて、
気を活発にし、血行、内臓の調子を整え、心身共に健康を得る。
(修得期間:約1年)

【虎籠双型養生功】
虎の王道の気と龍の神道の気を養生する少林寺極秘の養生気功。
気の強弱、コントロールが可能になり、人として気質・肉体・
容姿・ 動作・精神が高レベルになる。
(修得期間:約半年)


【羅漢神功】
少林寺の弟子でなければ伝えられない秘伝で、
気功神髄と少林寺修練の根本から作られた少林寺至宝の修練法。
この修練により、 脱胎換骨(人間の根本かち変化する)の状態、
あるいは最高理想状態になる。
(修得期間:約半年)


上記の他に【基礎気功講座】があります。
少林寺気功を中心に、中国国内で人気の気功法学び、気の訓練を行います。
【内容】  少林寺四段功 ・少林養生六式 ・站とう功 ・少林易筋外経九式 等 
こちらは3大動功と平行して約2年程かけて習得します。
動功指導員資格の認定は、3大動功の全ての試験に合格し
基礎気功講座の内容を修了した者に授与されます。
(資格認定条件の詳細については説明会にてご案内申し上げます。)



第2に、静功80法の伝授。


基礎となる入静訓練から始まり、一定以上のレベルまで
達したのちさらに高度なレベルに達するための肝要な問題点を、
それぞれの方に合わせて指導、訓練する静功の講座。
周 天・霊力・慧カ・定力・念力などの超能力的訓練を行います。
修了後に、少林寺と本協会から静功指導員認定証が授与されます。


第3に、理論の伝授。


中医学(陰陽五行論・臓象理論・気血津液理論・経絡穴理論
少林寺修業秘法(禅・武・医・気)1500年の伝統
現代科学と医学(量子力学・宇宙論・現代医学・心理学)
新気功理論<超現代科学>(多次元時空理論・陰性物理学・
宇宙生命科学・新病気学・新治療学)

上記の範囲の中から、気功指導者、療術者として必要な知識と理論
を基礎から学んでいきます。東洋医学的な伝統理論だけでなく、
日本・中国・欧米の研究データの上に科学的な視点から真に気功の
価値と可能性を理解し説明できることは、これからの指導の現場で
必要とされることでしょう。また、指導員コース後半(約3年目以降)
に伝授される「外気治療(外気放射による療術法)」の 進級資格は、
この「静功」と「理論」の2科目修了が必須となっております。


これらの授業は同時にスタートし、平行して進んでいきます。
相互に関連する内容となっておりますので、理解度の点から出来る限り
すべて同時に受講するのが理想ですが,お時間の都合などで一度に
受講が難しい方は、何期かにわたっての受講も可能です。



「クラス分けや授業日程はどうなりますか」


経験や年齢等によるクラス分けは行っておりません。
受講生の便宜を考慮し、ひとつの期に平日クラス・週末(土日)クラスを
設定しており、相互間での授業参加も可能です。なお授業内容は同一です。
(現在は平日クラスを開講しておりませんが、平日クラスの開講も可能ですので、ご希望の方はご相談ください。)





「カリキュラム以外の活動はありますか?」


 各期生が目標として、また楽しみにしているのが嵩山少林寺への認定旅行です。
 これは、毎年2回、動功指導員の認定を受けた受講生が、中国の嵩山少林寺を訪れ
少林寺管長や副管長の前で動功を団体演舞し、管長・副管長の手から直に認定証を
授与されるというものです。(日本のお寺の感覚とは違い、少林寺管長というお立場は
非常に権威あるもので、一般で訪問して面会できる事はまずありません。ご多忙な中、
お時間を割いていただけることさえ極めて異例な事です。これは会長釋 延平の第34代
最高師範としての全面的信任があった上で、はじめて実現できることです。)   
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 また、より深い理解のために、少林寺武術のクラスを常設しております。
少林寺の武術と気功は不可分の面があり、武術の練習は少林寺気功を学ぶ上で
非常に役立ちます。美容や健康増進のために通ってこられる方も多く、 初心者でも
参加しやすいような内容となっております。
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 ※上記は参加必須ではなく、カリキュラムを修了し、認定試験に合格すれば
 動功指導員の資格を得る事が出来ます。この他にも各種旅行やイベントなど
 (世界遺産旅行、欧米を中心とした世界の気功学会参加、中国の伝統武術大会
 への参加etc)さまざまな機会をご提供しますが、一切強制や義務はありません。


「コース修了後、指導員として活動できるのですか?資格の意味は何ですか?」


  現在当協会認定指導員は、老人ホームなど施設での活動、スポーツクラブや
 カルチャーセンターでの指導などを通して、広く福祉やウェルネス分野に活躍して
 おります。一時期「気功」が流行となりもてはやされ、現在ブームは去ったといわれて
 いるにも関わらず、当協会の提供するプログラムは非常に喜んで頂き、好評を
 いただいております。
  また2004年にはNPO法人日本少林寺武術気功連盟を設立するなど、指導員の活躍
 の場を広げ、派遣事業や個々の指導員の活動を積極的に支援する体制を年々整えて
 おります。

  さらに近年では日本国内に限らず、アメリカ・メキシコ・アメリカ・ヨーロッパ諸地域
 など、海外から指導員の派遣要請も増え、当協会指導員への期待と注目度は年々
 高まりつつあります。真に「少林寺気功を体得し世に広めたい」「気功を通して人々の
 健康や幸福に貢献したい」という志を持つ方には、活躍の場は大いにあります。
 


「まったくの初心者ですが、ついていけるか心配・・・」
「転勤が多く、最後まで通いきれるかわかりません・・・」
「授業料はどのくらいかかるのですか?」


  さまざまな疑問やご不安があるかと思います。
  多くの卒業生が、同じような不安を持ちながらスタートし、困難な状況でも
 無事コースを完了されました。
  教室では生徒同士が互いに欠席時のフォローをする、修了生が自発的に授業に
 参加し受講生のサポートをするなど、少林寺精神に基づく相互扶助の気風があります。
  たとえ遅れてしまってもご本人のやる気さえあれば、孤独に挫折していくことのない
 よう全力でサポート致します。
  協会でも、全てのご要望にお答えできるわけではありませんが、例えば授業料の一括
 納入が困難な場合は分納制を設けるなど、本来システムとしてなかった事でも各受講生
 の事情を考慮して柔軟に対応しております。説明会ではそうした面での詳しいご案内、
 またおひとりおひとりに最適な受講スタイルをご提案できるかと存じます。

 この限られたスペースではご案内しきれない、もっと大きな可能性があります。
 ご興味のある方は是非説明会にお運び下さい。




最後に・・・
  おしまいまでお読みくださり、ありがとうございます。
 たくさんの情報が溢れ、日々目まぐるしく変わりゆくインターネットの世界で
 こうして貴方様にとご縁が繋がり、とても嬉しく思います。
  このサイトでは、会長釋 延平と教え子達が、10年以上の歳月をかけて
 ひとつひとつ積み重ねてきたものをご紹介させていただいております。
  拙いながらも、少しでも少林寺の息吹をお伝えできたら。またわずかでも
 お役に立つことがあれば・・・と願いながら製作し続けております。
 眺めていただければ幸いです。

 


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