─ 久しぶりの帰山旅行で「少林寺気功」指導員達の実力を証明! ─

【認定演武で若い武僧たちと堂々の交流!!】

2024年8月15日~22日の間、当協会は「少林寺認定・修行の旅 2024」と称して2019年以来、実に5年ぶりの帰山修行に赴きました。
そこではまず指導員達が管長の前で恒例の認定演武を披露しました。

斎藤師範・宇田川師範による「観音掌」の演武

気功師・動功指導員達による「内功拳」の演武


宇田川師範による「気功舞」の演武

最初の「観音掌」では斎藤師範が「回復は不可能」と二人の医者からいわれるほどの難病の症状を乗り越え見事な演武を披露されました!
続く「内功拳」では気功師・動功指導員達が若い武僧達と比べても全く遜色のない馬歩・弓歩を披露、最後は宇田川師範がダンスと気功の融合した「気功舞」を披露し、所々に織り交ぜられた「柔拳」による発勁に管長も身を乗り出してご覧になられていました。
私達の認定演武ののちは特別交流として武僧達による迫力の演武が行われ、大変お忙しい身である管長と何枚も記念撮影のお時間を頂きました。

武僧達による特別演武

管長から直々に認定証授与




管長を中心に記念撮影

【少林寺段位審査でヨーロッパの20代・ベテランの武道家達と対決するも一切負けなし!少林寺帰山修行における指導員達の活躍!!】

また、今回の旅行では、全日本少林寺気功協会としても初めての試みである「少林功夫段品制」の審査に指導員を含む7人がチャレンジし、結果は4名が三段、3名が一段を取得するという非常に円満な形で挑戦は大成功となりました。

段位審査の様子

審査員のお坊様と

しかし、これは簡単なことではありません。何故なら同時に参加していたのは主に欧米の20代あるいはベテランの武術愛好家達ばかり、60代を筆頭に中高年と子供だけで参加しているのは私達の協会だけで、しかも、審査のための練習は合同で行われたからです。しかし、ランニングや柔軟、馬歩・弓歩からはじまる基礎練習を指導員達は回数・内容において基本的に彼らと同じようにこなしました。これは当協会が教えている少林寺気功の“気”の強さの何よりの証明であり、中高年でも世界頂点の少林寺武術・カンフーができるようになりたいという夢を叶えることができるのは世界でここだけと言えるでしょう。


─ 少林武術の最奥「少林寺気功(少林寺内家拳)」!その実力に海外の武術家も驚愕!! ─


2024年9月6日、秦先生の武術教室にアメリカ支部長江口師範の紹介でイタリア人のロベルトさんという方が見学(体験)にいらっし
ゃいました。

 ロベルトさんはイタリアで武術と気功の先生をされているという事でとても筋骨隆々、練習が始まる前に七星拳などを自主練されている様子からもその身体能力の高さが見て取れました
  秦先生もそんなロベルトさんの様子を見て自然と指導に熱が入り、始まりこそ四段功の一段、二段は静かで穏やかな時間が流れていましたが三段の「突き」になると「本物の少林武術を教えてあげたい!」というお気持ちからパンチの力の伝え方をロベルトさんに直接指導されました。
 秦先生はまず、ロベルトさんに少林武術の高いレベルにおけるコツを伝えるために、

・第一段階(第1レベル)は、腕の筋肉の力だけで拳に力を伝え
る、
・第二段階(第2レベル)は背中の力から拳に伝える、
・第三段階(第3レベル)は、腰の力から拳に伝える、
・第四段階(第4レベル)は、脚からも、さらに全ての力を拳に伝える。

と低いレベルから段階を追ってご説明されました。更にパンチを打つコツとして、 「腕の筋肉を緊張させていると上手く伝わらない、それでは単に腕の筋肉だけの力になってしまう、腕(肘)は完全に真っ直ぐには伸ばさずにリラックスして、他の身体の部分もリラックスして瞬時に全ての力(回転の力も地に粘る脚の力も背中の力も腰の力も全て)を拳に伝える、重要なことは地についた足からの力を瞬間移動させて最後の瞬間に拳にこめること、それは柳のようにゆるやかに鞭がしなるように、それは一見しなやかで軽くも見えるが実際はもの凄い爆発力が出るのだ」と、言葉だけでなく実際に師範されました(側に居ると実際に畝る風のような「ブァン!」という重い音が聴こえてきます!)。

 ロベルトさんは「それは発勁ですか?」と尋ねられましたが、先生は「発勁も良いがこれはもっと凄いもので、例えて言うならば車がスタートしてすぐ次の瞬間に止まるようなそんな衝撃が全て伝わるようなそんな動きなのだ」と説明されました。
 さらに先生は、格闘の場合のパンチのかわし方も相対して指導されました。 「パンチを打ってくる人に対してまともに受けようとすると相手のパンチをまともに喰らってしまう、相手とカウンターでぶつかってしまったり、腕が搗ち合ってしまったり、痛い状態、絶体絶命になってしまう、それを避けるにはしなやかにスライドしたり、蛇のように相手の腕にまとわりつくような動きで相手の動きに臨機応変に瞬時に身体が反応するようにしてかわし場合によってはツボも使う」とのことで、そうした技法の一部を実際に見せてくださいました。「少林拳は元々はスポーツではないので禁じ手は無い。勝負はダラダラ長時間かけるものではなく数秒の間に繰り出す連続の拳や蹴りで勝負をつけるのだ」と説明されましたが、確かにそのどれもが実戦において瞬時に相手を殺傷するような恐ろしい動きでした。ロベルトさんも先生の相手の力を利用したしなやかな動きに、「以前にやっていた空手とは全く違う!空手だとグッと力を入れて腕や胴体を緊張させるような事が多かったがそれとは全然違う!」と大変驚かれていました。

 その後も「七星歩」や少林功夫段品制の「十三拳」「連環拳」「五行拳」、四級の内容の「爆発呼吸」「スピード練習」「観音十八掌」や初段の「通背拳」などをロベルトさんと一緒に練習しました。

秦先生は最後に
「今の少林寺でも型など表面上なものばかりを教えているが、古来からの少林武術には底知れないパワーを秘めた力を伝えるコツ等がある。今は教えている所は少ないが、実はそちらの方がとても重要。例えばスピード練習は1秒の間に10回、更に少林功夫の基本は足(歩)にある。「掌は教えても歩は教えず」という言葉があるが、これは足の運びを教えてしまうと強さの秘訣を教えてしまうことになるから。しかし私の教室はそれらを全て教えています。」と説明され、ロベルトさんも「ヨーロッパ中どこを探しても秦先生のような先生に出会ったことがなかった。素晴らしい出会いと深い教えに感謝します。私をあなたの生徒にしてください」とお願いされ、先生も「お申し出を受け入れましょう、歓迎しますのでいつでも教室に来てください」と快諾なさいました。

まさに、当協会の教えている「少林寺気功(少林寺内家拳)」の実力が垣間見えた一場面でした。

 

↓当協会の指導員達は少林寺オンライン大会で金賞以上の「大会最高賞」を二つも獲得しました↓

 

─ 指導員コースに入って難病を克服!「少林寺気功」驚きの効果!! ─

気功体験記

2023年4月
49期生 オンライン受講 T

今回気功受講を通じて持病改善に大きな効果を感じたので、皆様に是非お伝えしたく、その体験をお話ししたいと思います。

まず私の持病についてお話しします。2017年5月に大学病院でシェーグレン症候群および紫外線アレルギーと診断されました。紫外線パッチテストの結果でUV-BとUV-Aにアレルギー反応を示したものの、通常はUB-Bにアレルギー反応を示す事例はないと医師から言われました。しかしながら私の場合はUV-Bに強いアレルギー反応を示す希なケースであることが分かり、それ以降私の生活スタイルが一変することになりました。

自宅での生活においては、外からの紫外線侵入を防ぐために、完全遮光カーテンでも隙間からの光の侵入もあり対策にならず、自宅の全ガラス窓に高価な100%紫外線カットフィルムを張って対応しました。また同様のフィルムを自家用車のガラスにも可能な限り貼り付けました。外出時は医師の指導もあり、歌舞伎俳優のごとく日焼け止めを真っ白になるまで塗布しました。衣服も完全遮光仕様のもので揃え、帽子・大判日傘・大判ストール・ゴーグル眼鏡・フェースガード・手袋等で紫外線の遮断を施して外出する状態でした。そこまで対応しても完全遮断はできず、紫外線が到達した顔面等は赤く腫れ上がって、毎回やけど状態になる状態でした。そのような状況の中特に苦しかったのは、夏を挟む気温の高い時期は、通気性のない衣服等で熱中症になることもあり、外出はおろか通院すらままならない状態でした。またうちは夫婦とも趣味の旅行を楽しみにしており、冬期に限定して旅行を計画しました。その際ホテルに遮光カーテンの有無等を事前に確認した上、更に現地では持参した大判ストールでカーテンの隙間を塞いでささやかな旅行を楽しんだこともあります。それでも旅行中紫外線の影響で発熱や倦怠感に襲われ、部屋で寝込むこともありました。

そのような生活の中、私は鍼灸師の資格を持っていて、種々の病気に対する東洋医学の効果を認識しており、気功による効果も期待して泰先生のDVDや書籍で勉強もしていました。その矢先、先生がオンライン授業を始められたことを知り、その場で受講を決心しました。

受講開始当初は、気功でからだを動かすことにより膠原病特有の炎症が起こり、次の授業まで全身に湿布を貼って過ごしたこともありました。そのようなこともあり半年程度はからだを動かすより座禅を好んで実施しました。その後1年ほど経つと座禅に集中することができるようになり、それに伴い、動功にも集中することができるようになり、気付くとからだの炎症も起こらなくなりました。このあたりから、動功と座禅がバランスよく行えるようになり、からだの変化を感じるようになりました。例えば趣味のガーデニングでは、日常の植物の世話は夫に頼んでいましたが、時より私も通常の外出同様紫外線防止対策を施して夜中に外に出て植物の植え替え等をやっていました。それまでは夜中でも必ず目や肌が晴れて痛んでいましたが、ある時、それらの痛みを感じずにガーデニングをしている自分がいることに気付きました。その後はまだ夜中ではありましたが、帽子等をかぶらずに外に出てみたところ、これまでの痛みを感じず、明らかに症状が改善していることを感じました。その後この春になって、完全遮光仕様ではなく、一般的な遮光レベルの衣服で外出したところ、昼間でも肌や目の痛みや腫れが出ないことが分かり、大きく症状が改善したことを実感しました。そのようなこともあり、かかりつけの医師にこれまで服用していたステロイド薬の減量を相談しに行った際、これまでと異なり比較的軽装で医院を訪れたにも関わらず、皮膚の腫れ等もない私を見た医師は、目を大きく開いて驚くとともに、慎重に進めることを前提に、薬の減量に同意してくれました。現時点ステロイド薬はからだから完全に抜けていますが、紫外線に対するアレルギー反応も落ち着いており、全身の倦怠感・痛み・乾燥などの膠原病の症状も、気功を始めた当初の1/10程度に治っています。今後の更なる改善を期待して、引き続き頑張っていきたいと思います。

以上が気功を通じての私の体験になります。オンライン授業にも係わらず、泰先生の熱心なご指導によりここまで体調が改善したことを心から嬉しく思っており、先生には大変感謝しております。

まるでいきなり“神の手”!2024年9月8日、47期生全員が外気治療の授業でビックリ体験!!! ─

この授業は何も特別なものではなく、四年間の間に47期生が取り組んできた他の授業と同じく普段通り行われたものです。
しかし、参加した全ての人が治療を受ける側としても執り行う側としてもかなり驚きの効果を体験しましたので、是非、世の中の人々に伝えたいと思います。
まずこの授業は「団体治療」の授業で、秦先生がまずその要領を説明して師範した後に生徒さんが一人一人治療師として壇上に立ち他の人は患者となるという模擬的な集団外気を実施しました。Aさんが治療を行うとそれを受けたBさんCさんDさんがその感想を伝えると言う形です。
確かに一年半の外気治療の授業では皆さんがお互いにその効果を言い合うと言うことはありませんでした。と言うのも秦先生がいつも患者役として生徒達の治療を受けていたからです。
しかし、このようにして初めてお互いに治療を行ったところ、受ける人でも気を出す人でもビックリする結果になりました。
治療はいつもの授業の様に先生が師範した四つの方法のうちの三つを要領通りに行っただけです。すると、まずBさんには「体がビリビリする」とか「熱い」とか「体が揺れているようだ!」などと気の流れを非常に強く感じる不思議な感覚が出て、Cさんは自分の体の元々の病気の症状(左肩や腰が痛いなど様々な症状)が本人も驚くほどに消えてゆき、Dさんは更に色々なものが見えたりと不思議な体験がそれぞれにありました。
特にその中の一人は関西からオンラインで参加していましたが、皆さんの外気を受けると同じ様に強い感覚を覚えるとともに病気の症状が消えると言う結果になりました。更にこのオンラインの人は治療者として皆さんに関西から東京の会場に外気で集団治療を施しました。するとそれを受けた皆さん全てが先ほどと同様の感覚を体感したのです。これは現代科学では中々説明できないことですが紛れもない事実です。
皆さんはびっくりしていましたが、秦先生は次の様に説明しました。
「これは当たり前のことでそこまで驚くことではありません。何故ならまず皆さんはしっかりと四年間、このような結果がでる様に修行・訓練してきたからです。まず二年間の基礎として動功に取り組み体の中の気の流れとその強さ、あるいは気を出す訓練に取り組んできました。鶴功三十六式の一番最初から実はそうした訓練は始まっていたのです。更に静功によるイメージの訓練の四年間で実に様々な方法を練習しながら二年間半の中医学と新気功理論による理論的説明の勉強を経て、最後の仕上げとして一年半かけて137法にも及ぶ治療法の実技訓練を積んできました。ですから今回はただ四年間で皆さんが沢山取り組んできたことの一つの結果であり不思議なことは全くありません。」
このように言われた皆さんは改めてハッとした様子で、普段はお互いに治療していなかっただけで一度やってみると確かに今まで学んできたことの内容の深さを実感したと言うわけです。
こうした意味では確かに結果的に特別な授業となりました。

 

↓指導員コースの詳細はコチラから↓

指導員コースとは??