気持ちがあれば条件が違う場合でも、いつでも練習出来ます。実際に最近は教室をしながら、日常の中で、赤ちゃんの世話をしています。はっきり言って、実際に寝ている時間も、普段の昼間も、赤ちゃんの世話の時間は非常にかかります。一般的に言えば、こういう時間がかかったら普段は仕事や家事等、特にもし自分の練習、修行が特に好きな人の場合、練功と修行の時間がなくなります。実際は最近1ヶ月過ぎ、2ヶ月位でそういう世話する経験からみると、逆に赤ちゃんの世話をする時間がかかりますし、大変なのですが、不利な点、もし自分でそういう事を利用すると自分の練功になります。例えば、今赤ちゃんの泣いている時に、私がよく使う一つの方法は片足の蹴りです。赤ちゃんを抱っこしな がら蹴りの練習をします。体を出来るだけ安定させて抱っこして、勿論落とさないように。これは基礎がある人用。そうすると蹴りをしながら自分の練習、足の練習になりますし、同時に赤ちゃんは普段よりも落ち着いて、他にも眠らせる方法は幾つかありますが、やっぱり自分でやってみて、一番早い入静の方法です。

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これは本当に自分自身でもびっくりしましたが、眠くなりやすいです。でも、少し体を休ませて眠くなるところ、例えばベッドの上に寝かせたら、逆にすぐ目が覚めてしまう場合もあります。だから蹴りが終わったら站とう功の形で。站とう功で赤ちゃんを抱っこして、もっと落ち着いたら強い站とう功で。強い站とう功は逆複式呼吸もできますし、そうすると赤ちゃんは、だんだんだんだん静かな状態に なりうとうとするので、そこからベッドの上に置いて、だんだんだんだん眠っていきます。これともう一つは自分自身も、例えば赤ちゃん世話の時に、赤ちゃんはいろいろ動いて安定の状態は良いです。特に不安の状態の時、泣いていたり落ち着いてない状態の時。まず自分自身の心は赤ちゃんと一緒に非常に落ち着いて、赤ちゃんに話しかけたり、あるいは自分自身も赤ちゃんと一緒に練功するようなイメージで接します。そうすると手は顔や頭など多少軽く触ってあげます。赤ちゃんも落ち着いて安定の状態に出来ます。こういう練習は非常に自分のイメージの訓練になります。

普通、私達の瞑想は、ただ座ってやりますが、赤ちゃんと一緒の時に赤ちゃんは、凄く純粋ですから、色が何もついていない状態で接します。赤ちゃんが産まれたばかりで泣いている時に、自身の心を静かにして静かに声をかけたら一度泣き止みました。その時に赤ちゃんは何も分からないですが、声だけは分かるようで、しかしどの位聞こえるかは分かりませんが、実際に泣き声は止まりました。なのでそういう意味で赤ちゃんの世話をする事によって自分自身の練功の効果が凄く得られます。

そういう意味で特に産まれたばかりのお母さんは、何となく自分のお腹を戻す為に武道の練習に皆興味ありますけれど、でも共通の一つは妊娠し出産した人はどういうふうに自分のスタイル、きれいなスタイルに戻そうかという事が共通の感心の問題です。あるいは早く自分の体を戻す。そういう時に赤ちゃんとの練習で自分の体は戻 ります。そういう時に赤ちゃんを抱っこしての足の蹴りとか、站とう功。赤ちゃんと自分の共同の呼吸、そういうイメージで。すると赤ちゃんとして気功の練習状態です。だから自分自身も痩せますし、同時に健康回復、精神安定。これは皆気功の具体的な方法。少林寺はもともと大昔は、そういう出産のお母さんとか赤ちゃんに対してはあまり話をした事は実際にありませんが、でも現実にこのような方法で練習するのは出産のお母さんと赤ちゃんにも非常に少林寺気功の効果が実際に出ています。

赤ちゃん自体は実際は英才教育としても気功武術入ったら、非常に面白い効果が出ています。今実際、赤ちゃんがお風呂入ったら運動と多少武術の蹴りは意識的に教えて誘導しています。以前に一度皆さんとの食事 の時に、師範の久米君向かって赤ちゃんは少林寺の功夫の中の横蹴りで50回以上久米さんの肩を蹴り続けました。。こんなに小さい赤ちゃんは大人と対戦とか、これも少林寺武術の練習の小さい時からの英才教育の一つの方法ではないかと思います。やっぱり人体能力の開発、特に気功の方法としては非常に良い方法だと思います。少林寺武術でも人間の体を鍛える事は、赤ちゃんの時にでも出来るのではないかなあと思います。あるいは妊婦の時から出産のお母さん達に体の肥満ダイエット健美、あるいは体の回復、精神回復にも、非常に良い効果があります。そのような方法は、必ず武術教室の中だけではなくて自分で、赤ちゃんを抱きながら、育てながら、自分自身も練習出来るのでは ないかなあと思います。もし自分自身で実際料理を作る事とか家事をやる時も同じで、自分でそのような気持ちがあったら、前向きな精神があったら実際はいくらでもそういう方法を見つける事が出来るのではないでしょうか。ここからみると、私達は実際は少林寺気功を、少林寺気功の練習、少林寺武術の練習を、いつでもどこでも、あなたはどういう仕事の中でも、どういう生活の中でも、実践出来るのではないでしょうか。
当然に実践出来ます。少林寺気功のレベルだけではなくて私達人体、生命の充実もそういう事と繋がります。それでいいのではないのかなあと思います。