31期 3/22の授業の感想を頂きました。
講義もどんどん難しくなっておりますが、とても深く理解されています。
3/22(日)授業レポート 理論
31期では現在、秦先生が提唱されている「多層次意識論」を学んでいる。これまでに、第一層次「顕意識」、第二層次「下意識・前意識」、第三層次「狭義潜意識」の講義を受けた。本日は第四層次「超感潜意識」、第五層次「仕事潜意識」の講義だった。
第四層次「超感潜意識」の最大の特徴は、超感知覚能力あるいは特異感知能力、つまり通常の人間の能力の限界を超えた能力があること。具体的には、遠隔地のことを知覚する能力、透視、予知、過去知、思惟伝感等。個人としての我々は、おおもとをさかのぼっていくと、個人-民族-人類-霊長類-哺乳類-動物-生物-有機物、とつながっており、進化の全ての情報を有しているということは聞いたことがある。この意識層は全人類の意識と通じており、開発・応用することが可能であり、その技術もあるとのことだった。
第五層次「仕事潜意識」の“仕事”とは、物理学的な仕事を意味し、この意識層の最大の特徴は、純物理的な効能があること。具体的には、意念による特異致動(動かすこと)、特異運搬、物質等の特異変化等。また、気功においては、「気」とつながる意識層であるとのことだった。
秦先生の「多層次意識論」は、西洋の深層心理学、瞑想中の入静の深さ、秦先生の修行経験等より構築された理論であると私は受け取っている。現在の科学では証明・解明することができず、また通常の能力である私には実体験の難しい内容である。なので、理解するというより、まずは知る段階と思い、そんな潜在能力が開発されたら面白いなと楽しみにしている。
3/22(日)授業レポート 静功
まず、前回の復習として「漏尽通」を行った。この瞑想法により、全ての悩みを消除して、永遠に自分の心理活動を自主することができるとのこと。禅の最終段階の方法である。
今日は、どうしても捨てられない悩みがあって、捨てようと思えば思うほどむかむかして、気が上がって苦しかった。今まで、指導員コースの節目、節目に、秦先生が「あなたの根本的な本質的な問題をみつめるように。気がつけば、気をつけられるから」と話されるので、結構真剣に取り組んできたつもりだが、それでも新たな問題がでてくるもので、悟りなんてまだまだ遠いなあ~と思った。
続いて、今回は「糾偏七大法」の一つである「伏魔法」を教わった。これは、気功中に偏差が起きたときの対処法で、自分自身で行う方法、他者に行う方法、専門家に行ってもらう方法が紹介された。偏差が起きた際には、すぐに対処する必要があるので、しっかりと頭に入れておくようにとの事だった。
気功に関するいろいろの本に、「偏差が起きてもきちんと対処できる指導者のもとで気功を習うように」と書かれていても、対処法については書かれていないことがほとんどである。これまで協会の気功の練習によって偏差を起こした人はみたことがないが、しっかり覚えておこうと思った。