5/29(金),旅行2日目。
午前中は,少林寺に赴き,管長の前で演武。
その後,管長から指導員の認定証を直々にいただく,という日程。
起床し,ホテルの窓を開けると,小雨。
演武を,屋内で行うのか屋外なのか,現地に行ってみないとわからないのだが,初めての少林寺なのに,雨というのは…
演舞の時間までには,止んでくれないかな…
などと思いながら,朝食を済ませ,バスにて一路少林寺へ。
バスに揺られること1時間弱。
その間に,天に思いが通じたのか,少林寺に着くころには,雨も止み,一安心。
しかし,その地に立っている実感がほとんどないまま,管長のいらっしゃる建物の方面へどんどん歩を進めると,
到着した境内には,今回の行程を共にする160名もの台湾の団体と,一般の旅行客の方たちが所狭しと集まってた。
さらに管長が出てらっしゃると,管長を間近で見たい!写真,動画を撮りたい!と我も我もと管長前に人集中。
演武のためのスペースを空けてもらうのにひと苦労だった。
そして,ついに演武のとき。
出発前に,皆で何度も“気”を揃えるために練習をした「鶴功36式」を見ていただくのだ。
一方,境内に敷き詰められた大きな敷石は,先ほどまでの雨で濡れていて,滑りそう。
なので,緊張よりも,足元が滑らないか,滑らないように!ということで頭がいっぱいだった。
そんな状態での演武だったが,終わると同時に,見ていた方たち四方八方から沢山の拍手をくださり,何とも言えない達成感をとともに,少林寺にいる実感が沸いてきた。
ここで感じたこと忘れずに,今後も功を練っていきたいと思った時間であった。
PS.すっかり気持ちが解放されたため,ちょっと違う型で写真を撮ってしまった。