つい先日、今年の12月上旬に発売が予定されている本『心を強くする少林寺気功』の原稿の提出と12月下旬に発売予定のDVD『中国秘伝の心身健康法 少林寺気功入門』の最終撮影が終わりました。本の中の写真も撮り終わり、これからようやく出版社の方で最終校正段階に入ります。
この本をまとめるまで、1年ほど前から構想を練りはじめ、約半年掛けて原稿を作り上げました。180頁ぼどで、内容は心を少林寺気功によって強くすることがテーマとなっております。これまでも「心を強くする」といった内容の書籍は日本でも数多くありますが、今回はまったく違った観点から、心の本体(根本的な部分)の説明をしていくもので、この心の鍛え方は少林寺秘伝の(心を強くするための)方法を詳細に説明してあります。

今回の出版元は、㈱BABジャパンですが、私の想いをよく理解していただきまして、出版社です(本の担当者でありますHさんとは、10年の付き合いです)。
ですから、こちらの(イメージをきちんと形にしてくれるので、読者の皆さんにも私の紹介したい内容が、しっかり伝わると思います。完成に向けて、細かいところまで双方で念入りに作業して、再度チェックをして頂きました。ここまでも、とてもスムーズに運んできたと感じています。これまで以上に、とても良い本になると思います。
現代において、歴史あるものを大衆に知ってもらうといった場合、“本”で伝えるということが一番であります。ですから、伝えたいものを形にしていき、本という形にすることは、とても重要なことなのです。
普段、当協会の教室で受講されている方は、講義の中で、私の話を聴いていますから、すぐ理解して頂いておりますが、来ていない方たち、まだ知らないという人たちには、この本を通じて少林寺について、伝えることは必要であると感じています。私が日本に来て、ただ普通に生活して生きているのではなく、存在の意味はそこにあるのです。モットーと少林寺気功の素晴らしさを多くの人たちに伝えるという使命感を持っているため、こうしたエネルギーがどんどん湧いてきます。
そのため、私の周りの人たちは理解して、とても協力的になってくれます。
そういう頑張っている人たちに応えるためにも、また恩返しのためにもあります。
嵩山少林寺管長にも、私が行っていることに、20年以上もご協力して頂いております。ですから日本において、良いものを出していかなければいけないという気持ちが、常にあります。

さて、本の出版担当のBABジャパンのHさんとDVD制作担当のYさんのお二人に大変お世話になりました。さらに雑誌「秘伝」担当のOさんの取材も併せてありました。こちらは、12月中に発売される雑誌「月刊秘伝」に掲載される予定のものです。
皆さん、本とDVDの出版、そして雑誌の中で関連記事が12月中に併せてあります。私たちの行っている少林寺気功について、とてもアピールできると思います。
さらに今回、本の文章化にあたり、35期のYさんと37期のMさんにもご協力していただきました。私一人では、どうしても日本語に置き換えることが難しい部分がありましたので、とても助かりました。私が話した内容を文章にしていくという作業を主にしていただき、完成させることができました。

 皆さんにおかれましては、出版される本を読んで、どうぞご感想をお聞かせ下さい。
現代においる方法として、「少林寺の秘伝」を伝える重要な一つの手段であります本、そしてDVDを出します。どうぞお楽しみに!