去る3月26日(日)、新宿区コズミックセンターにおいて、「少林寺気功武術春祭り」を盛大に開催し、無事終了致しました。
今回は、昨年9月に行われました「第五回世界少林寺気功武術健康大会」後の大きなイベントです。これまで祭りは春・秋と3回ほど実施していますが、私たち協会の活動を一般に紹介すること、そして会員の方の少林寺気功や武術の演武披露が大きな目的であるイベントです。開催される度に会員の皆さんの演武のレベルは上がっているように思います。また今回は演武の数や内容も増えてのさらに充実した祭りとなりました。少林寺気功の演武は、主に指導員養成Ⅰ~Ⅲまでの皆さんが参加して実演しました。しっかり練習して臨みましたので、技術もレベルアップした内容を披露できました。武術教室の皆さんも努力しましたので、やはりレベルを上げました。こうした機会は、練習にも身が引き締まって行っていきますから、大事なことだと思います。
中には初めて参加する方もいますが、何度も経験している方もいます。やはり数を重ねた方のしっかりした演武は、堂々と行っていたと思います。
午前中のプログラムは、少林寺気功と武術の演武でしたが、内容が盛りだくさんで、円満に行われました。実際には、予定より少し早く進行されましたので、空いた時間で、来場者の方々を交えて基礎気功「四段功」の体験会を実施しました。私は、一つ一つポイントをアドバイスして説明して、動きや効果などを理解して頂きながら、皆さんと一緒に行いました。
その後、参加して頂いた会員の方の各「授賞式」を行いました。ちょうど指導員養成ⅡとⅢが、2年間の授業が終わりましたから、それぞれ「高級気功師」、「気功師範」の認定証を授与いたしました。
また37期は「虎龍双型養生功」の、38期は「鶴功三十六式」の認定証の授与を行いました。さらに武術教室の方々には「優秀演武賞」を授与いたしました。
今回、参加した全員がとても喜んで楽しむことができました。最後は時間の許す限り、集合写真や皆でポーズを取って写真を撮ったり、それぞれが褒め称えました。

午後になりますと、会場が武道場に変わり、気功と武術の体験教室を催しました。来場していただいた皆さんが、それぞれ分かれて、思い思いに体を動かし、楽しみました。時間もたっぷりありましたから、全員が有意義に体験でき、満足して頂けたと思います。後半は、特別に私の集団外気を行いました。会場を暗くして、皆さんは私の方に足を向けて仰向け(または座り)になり、外気を受けて頂きました。
最後は質疑応答の時間もあり、いくつか質問もありましたので回答しました。多くの方の疑問も解消され、より深く理解して頂けました。午後も充実した内容で、とても良かったと思います。今回の祭りを通じて、会員同士の交流も深まり、演武の披露によって少林寺気功と武術の理解も深まり、一人ひとりがレベルアップできたことは、とても意義のあるイベントであったと感じております。
こんな言葉を思い出します。「流れる水は腐らず、とても綺麗である。」
それと同じだと思いました。こうしたイベント(祭り)により、各自が技の習得のレベルの再確認、また練習にも磨きがかかってレベルアップすることが可能なのです。さらに先輩や後輩の演武に刺激されたりするので、単に一人で練習して終わりというより、確実に進歩するのです。

この4月から指導員養成コースⅠの第40期生が始まっています。また指導員ⅡとⅢも新メンバーで始まります。どうぞ皆さん、頑張って続けて下さい
自分の人生に役立つために、少林寺気功や武術をモノにして下さい。
祭りは終わりましたが、これからも「平常心」と「不動心」で精進いたしましょう!