約1500年の歴史のある嵩山少林寺ですが、今から約500年以前には、たびたび武術の試合大会がありました。以後はほとんどそのような催しは無くなりました。少林寺の釋永信(現)管長は、今年の7/29~8/4まで、(長に渡って開催されてこなかった武術試合大会ですが)今年初めて他の部門と併せて、少林寺武術や気功の演武試合の大会を実行すると決めました。
今回の主な内容は、
①少林寺七十二芸の表演と試合(*条件は試合として成り立つもの)
②「健康養生」面と「医療」面の部門もあり、その関連の発表や表演なども   予定しております。
③「禅」の弁論大会
④「禅」に関する絵や水墨画の発表などの芸術部門
⑤その他、囲碁の試合や(プロによる)弓道の試合も予定しています。

実は先月の最後の金曜日の夜、釋管長よりこの件で連絡が入り、どうしてもこちらの協会からも参加して欲しいと要望がありました。当協会の会員のレベルが高いです(これまでに多くの指導員を養成し、認定証を直々に管長から頂いております。そして20数年間の実績があり、毎回の認定式での演武を見て指導員のレベルの高さを評価しており、さらに信頼されているのです。)から、とても期待しています。
特に今回のような国際的な大会となりますと、当協会としても積極的に参加していきたいと思います。このことは母体である嵩山少林寺を支えるということ、そして今後の協会にも大切なことであります。

急ではありましたが、数名の会員の方が一緒に参加することになりました。私たちも今回の大会に参加できるということには、非常に楽しみにしております。
私たちの日頃の成果が、実践の時、とても役に立つものです。「少林寺気功」でも「武術七十二芸」でも、既に習っているものをよく復習し、精進して高めていきましょう。
是非、こうした機会(少林寺始まって以来、初めての各部門が一同に開催となります貴重な大会など)の時、大いに発揮させていきましょう。
さらに参加することによって“社会貢献”にも、繋がっていくことでしょう。