ちょうど今頃は、各教室も一つの節目にきいてます。38期生は少林寺気功の三大動功がすべて終了します。また一年前に入会した40期生であれば、鶴功三十六式を習得し、終了する頃です。さらに新しい期生(気功師・動功指導員コース)を迎える時期でもあります。皆さんの練習も、一区切りで、新しく切り替えていくタイミングであります。とても大事なことは、この時期を単にすり抜けるようにしないことです。努力を続け、より深いレベルに入っていきましょう。一つの終わりの時に、より深いところに入れることが大事なのです。
たとえば鶴功三十六式が終われば、次は虎龍双型養生功を行います。この2つは全く雰囲気の違う気功です。全面的に気を高めていく鶴功三十六式に対し、虎龍双型養生功はその上に(さらなる)気の強さと穿透力(透過力)とコントロールなどの必要とする能力が高められるのが特徴です。これに続く羅漢神功では、これもまた高いレベルの外部と内部の根本的な部分から変われるようにしていきます。ですから、どんどんより深いところに入っていくように頑張って下さい。そして成長していきましょう。まるで一階から二階へと自分を上げていくように、自己のレベルも高くさせていくようにしましょう。
少林寺気功の三大動功(鶴功、虎龍、羅漢)の各最後には、試験があります。一人ひとり、運動経験が違いますから、ある人は試験で課題が多く出てしまったり、ある人は少なく、試験をパスします。それまでの成果が問われる訳ですから、努力していなければ、自分を高めることが出来ません。コツコツ頑張って、最後には努力の介があるようにしなければなりません。計画的に行っていかなければ、良い成績も残せないでしょう。
そういった意味でも、今は自分自身をまとめる時期でもあります。もし同期生が戸惑っていたら、同じ期生の人が手助けしながら、進めていくことが重要です。大乗仏教の精神が大事であります。自分だけ良ければいい、ということではなく、周りの人も良くしていくこと、正しき道への案内をすることも必要なのです。理解している人が分からない人に助けて協力することが重要です。教室の中では、そういう気持ちがとても必要です。
また入会していない方に対しては、私たちは率先して「少林寺気功」の素晴らしさを伝えて、紹介してお薦めすることが、少林寺の大乗仏教の精神であります。当協会は、毎年会員の方を少林寺に連れて行きます。管長とお会いし、直接、認定証の授与いたします。そして少林寺という場の雰囲気とエネルギーを感じます。また他のお坊さんを紹介して、交流をいたします。(私たちの来訪には、管長や他のお坊さんも、とても喜んで頂けます。)
実際に少林寺に行くということで、益々深いレベルに入ることができるのです。
皆さんも、どうぞ周りの方に紹介して頂きたいと思います。当協会を活用し、人生に役立てて頂けたら、と思います。
只今、新規募集の説明会も実施しております。是非、多くの方にお声をかけて、ご案内下さいませ。