人生を振り返り、時には反省して次に活かすことは大事なことです。ここ最近、私のFacebookやブログ、ツイッター、ユーチューブなどで、これまでの経歴や実績等を発信しております。自慢話や英雄伝にも思えますが、実際にはそうではなく、(若いお坊様に話す機会も多くあり、最近はこうした話しが多いのです。)若い人は能力が優れていますが、努力をすることを怠ってしまいがちです。また自らがピンチの状況にあっても、少林寺気功の訓練か活かされていないのです。その後の運命を大いに変えてしまう力を発揮させていないので、とても残念なことです。まるで禅茶一如(修業はのんびりお茶を飲んでいるだけで良い・・)といった間違った考えや方法をしているのです。これは根本的に外れたやり方なのです。私が大学を卒業して初めて就職した会社(国営会社)ですが、多くの事務系の人は、午前中はお茶を入れて、ゆっくり飲みながら新聞紙を読んでいます。そして午前中は終わりです。午後も変わらず、中には人の悪口や世間話を言い、それだけで一日が終わります。これは文化大革命の影響によって、労働意欲も下がり、生産性が上がらないためです。そのため、そういう人が修業をしても、その延長上あり、なかなか自分を高めようとしないのです。自分が進んで社会的貢献をしようにと思わなくなってしまいます。そうすると全体の士気も下がってしまいます。まるでお茶を飲みながら行い、たくさんの禅の修業をしているものであり、もっと本質でしなければなりません。一度、本質を理解して修業を実践していけば、成功に結びつきます。決して「成功」の執着ではいけません。平常心のまま、状況を正しく判断できますから、これは修業の知恵であり、真っ暗なところに光を照らし、道を見つけることができます。そしてその道を進むことができるのです。お茶を飲みながら、修業ができるのではないのです。

心身ともに努力をして、時間をかけて集中することです。自分の意識は潜在意識に入れば、悟りの状態になります。「悟り」とは自分自身が消える、意識は外部のものと一つになるということです。最近の投稿ではこうした様々な経験の内容です。その当時のことをお伝えしないと、どのように修業すべきか、皆さんは分かりません。これまで修業していない人と同じであれば、修業の大切さについて、伝えることができません。そのため本協会ではどれだけのことをしてきたかということを発信しています。ご覧いただければ、私たちが実践している「少林寺気功」の重要性が理解できると思います。これまでの実績の話を通じて、また協会ホームページをご覧頂ければ、現代人にとって必要なものと実感できるでしょう。ただ、あまり授業中には、このようなことを話いたしません。以前、世界大会の時、アメリカからの来賓したドクター・チョウより「なぜこれだけの経歴があるのに話さないのか?」と何度も言われたことがあります。

最近は様々な媒体を通じて、これまでの代表的な出来事を投稿しています。修業とは?少林寺気功とは?どんなことを教えるのか?ということが伝えています。

是非、皆さんの人生にとって、光を射し、役に立てればと思います。