新型コロナウイルスの感染者拡大が続いています。また日本国内、さらに世界中でも感染した人が亡くなっています。そのため、現在では多くの人々が恐怖を感じ、不安の中、怯えて生活しています。実は2002年秋に重症急性呼吸器症候群(SARS)が中国国内から広まり、世界的な流行となりました。このSARSは、新型コロナウイルスよりも死亡率は高いものでした。2003年春、まだ寒く、SARSがおさまっていない中でしたが、当協会は北京経由で旅行を決行しました。今と同じように心配している人はマスクを着用していました。一気に広まれば世界的流行になりますから、不安を抱えていても致し方ありません。しかし、心が乱れていてばかりでは、抵抗力は弱り、自己免疫力が下がります。さらに病気を悪化させてしまいます。
インフルエンザは、SARSや新型コロナウイルス(感染力はこちらのほうが強いですが、)と似ているところがあります。毎年、インフルエンザは流行して死亡者もいますから、事前に予防接種を受ける方も多くいます。また、罹れば薬で対処し、しばらく安静に過ごします。私は日本に来て26年になりますが、この間、インフルエンザに罹ったことはありません。身近に罹った人もいましたし、生徒の中でも罹っていた人もいましたが、うつりませんでした。風邪はありましたが、すぐ治りました。
多くの人々は、今後どのように立ち向かっていけば良いのか?と迷い、悩みます。こういう場合は戦略的に言いますと、“無視”すべきです。もちろん守るべき(対処すべき)ことは、ルールとして実行すべきです。ただ弱気になるのではなく、自信をもって生き、生活が乱れないように気をつけて過ごせば良いのです。気を弱め、自己免疫力を下げないようにすれば大丈夫なのです。
当協会で指導している少林寺気功は、あらゆる病気に対処できる方法があります。自分の病気を良くできることが可能です。また病気から身を守れます。ですから、しっかり学んで練習し、自分のものにして克服することが大事です。
ただ悩まず、不安にならず、様々な病気に対処する少林寺気功を実践して、心身ともに健康になりましょう。
是非、一人ひとりに活かされて、健康に役立てていただけたら、幸いです。