私たち人間は神様と違い、穀物や野菜などを生きるために摂取しています。当然ながら、生きている以上、病気になることも自然なことです。そして病気になれば、どうしても痛いという感覚や辛いという思いが出ます。しかしこのような場合、私たちはどうしたら良いのでしょうか?
本人の心理状態が非常に重要になります。頭の中(心)でいつまでも病気のことばかり考え、痛いとか、辛いと常に発して、またくよくよして悲しんでばかり・・。これでは本来の痛みや辛さの倍以上の感覚となってしまうのです。逆に他のことに意識(例えば楽しいことをイメージしたり、行動)すると痛みや辛さの感覚は弱まります。さらに続けていけば、病気そのものの症状も消えていきます。※このことは「NHKの健康番組」の中で、日本の大学も研究(脳のある部分と内分泌との関係)し、同様の結論を出しています。
「少林寺気功」の練習を行う時、身体に対して、良いイメージを浮かべ、実践することが大事です。
私たちが少林寺気功の実践する時、きついとか、辛い、または体力を消耗してしまうというところまでいたしません。立っていても座っていても、さらに横になっていても練習は可能です。まず練習では、良性のイメージをして、呼吸に集中します。そうすれば身体からの痛みや辛さの感覚は緩和され、軽減していきます。さらに継続することにより、どんどん症状が改善され、健康になっていくことでしょう。
以上のように、私たちの「少林寺気功」により、普段から健康増進、心身の健康だけでなく、病気の症状を緩和させ、良くしていく力として役立ちます。しかもどこでも(場所を問わず)練習ができます。そして誰でも行うことが可能です。この東洋の叡知(1500年の歴史のある嵩山少林寺の秘伝)である「少林寺気功」を是非、どんどん活用して頂きたいと思います。