思考したことが現実化するという話は有名なことですが、どのようなメカニズムで、そのようになるのか?ご存じの方は少ないのでないでしょうか。
あらゆる実績や成功(または失敗)、上手くいった(または上手くいかなかった)等は、まず心からの原因です。正しい場合は良いですが、ほとんど(失敗したような場合)のケースでは、他に原因があると思い込んでしまいます。そして、最後は自己正当化してしまいます。そのため、必ず悪い結果になってしまうのです。世の中は様々なことが起こりますが、こうした因果により、自分の運命は決まってしまうのです。どう思考し、判断して行動に移すかによって、あなたの仕事や家庭での生き方が変わり、人生が変わるのです。
どのような状況においても、前向き(ポジティブ)であり、自信を持つことです。仏教では、生きている以上、苦しみはたくさんあります。楽しいことより、苦しみのほうが多いとされています。ですからあらかじめ、そういうものだ、心構えをしておけば良いのです。自分自身は努力もせずに、楽しいことばかり浮かべて期待していると、何か苦しみ(マイナスなこと、嫌なこと、悲しみ、を味わった時、他人のせいにしてしまうのです。そうなると、自分で切り開いて突き進むことはせず、人生は思うようにいかなくなります。そのような道を作り歩いたのは、あくまでも自分自身なのです。このようにならないためにも、自分を変えなければなりません。良い結果を生むように、思考から変えて、成功の道になるようにすべきです。仕事、または家庭の中ですべきことはしながら、勉強して資格を取るということは、通常の2~3倍の労力を使うでしょう。それでも自信を持ち、前を向いて、さらに平常心でいることです。そうすれば、効率も良くなります。自分は受身の姿勢ではいけません。しっかり実践するために、意識をして時間も作ることです。今回はコロナ禍の中、時間ができた方もいたことでしょう。充実した時間を過ごすように、少林寺気功の練習を怠らず実践すべきです。試験などの前だけ、一生懸命覚えようとしても、効率は悪いのです。気功の授業でも、新しいことを覚えるよう努力して、時間が経って忘れてしまわないように、何度も繰り返してください。これはとても重要なことです。そして次の日も忘れないように、復習をきちんと行いましょう。脳に刻み込むようにさせましょう。そうすれば、良い結果と結びつきます。