先日、42期生は鶴功三十六式、40期生は羅漢神功の試験がありましたが、皆さん、無事終了しました。当協会の各コースでは、型を一つひとつ終了し、最後に認定証を受けとります。そして一段、また一段と成長してレベルが上がっていきます。さらに今後、頑張ってレベルアップして欲しいと思います。

さて、この秋に開催する世界大会の準備は、実行委員会を定期的に行い、実行委員メンバーによって順次進めていますが、とても順調です。まだメンバーは少ないですが、効率的に作業をして、一つひとつ形にしています。協会側もサポートしながら、皆さん頑張っています。

今回は多くの気功や易学の専門家、または団体が集結する大会になりますが、一般にこのような団体などが社会の中で残っていけるという条件には、「社会貢献」を意識し、行っているかがとても重要になります。もちろん指導面でも、受講者に効果を感じさせなければなりません。ですから、各団体のトップの者は理念をしっかり持ち、行動し、今、目を向けている社会に対して、必要性を感じさせ、役立つものだと示さすことが大事です。

今大会は、単に準備して開催ができるというものではありません。長い年月をかけ、幅広く、様々な団体との付き合いの中で培ったものであり、私たちはどう歩んでいくべきか?ということが試されるのです。まさに大会の本質はこういうところにあるのです。

通常であれば、大きな大会の場合、応援のサポートがあって、遂行されると思いますが、私たちの場合は違います。自分たちで準備の段階から計画、そして実行まで行います。ですから、力量も試されながら、進めていくわけですが、私たちの団体だけでなく、他の団体との交流によって深められた絆で、達成させることも大きいのです。そのため、大会を開催するというのは大変なことですが、それ以上に意義があるのです。こうしたことは、社会貢献にもつながり、個々の人格形成に役立ち、さらに他の団体との関係も深めさせてくれるのです。

以上の理由からも、これまで続けてきていますが、益々、この実行することに力を注ぎたいと思っています。特に「心身の健康増進に役立つ」ということ、また「伝統文化について交流させる」ようにしていきたい。一般的に、会社というところは、儲けることや利益を上げることに意識しますが、私たちは社会、または人類の将来に対して、大変意味のあることとして、実行委員のメンバー全員が理解して、共通の認識をして、挑んでいます。

人生にとって、意味のあることをたくさん行えば、将来は間違いない生き方ができるでしょう。

是非、皆さん一緒にやっていきましょう。