「一日の計は朝にあり、一年の計は春(元旦)にあり」とは、中国のことわざです。一日の始まりは朝です。そして一年の始まりは春(元旦)からです。
さて、皆さんは、このお正月はゆっくり楽しんで過ごされましたか?私も日本で元日を迎えました。完全に日本式でお正月を過ごし、家族と一緒にゆっくり休みました。
皆さんも、4日頃から仕事始めだったのではないでしょうか?私たちの教室も、いよいよ始まりました。年末年始の休みが終わり、新しい一年のスタートを切りました。
今年の干支は、「戌(いぬ)」ですね。日本だけでなく、もちろん中国でも同じです。日本において、犬に対するイメージは愛らしく可愛い動物であり、テレビでもよく笑っているような犬が出ているのを観ました。とても縁起がいいのです。
一方、中国では、犬はまるで日本の武士のような誠実さを表しています。ですから十二支の中でも、一番裏切らない性格を持ちます。結束力、団結力、また忠実さを持っているのです。今年も、このように運気が上がるといいですね。
しかし私たちの場合、“運”というよりも、しっかり練習をして、自分の気の状態を上げることが大事であり、その結果、実質の効果を与えることができるのです。(私の場合)一つのことに、いつまでも執着しません。精神の世界での表現で言えば、「今を生きる」です。
当協会の会員の皆さんは、この一年も一歩一歩前に進むことで、積み重ねられたものを実感し、さらに充実さを味わうことでしょう。しっかり一つひとつ(瞑想や動功により心身統一をさせる)練習をすれば、己の「気」が変わります。この気の変化により、心の中(思考)や周りに対する認識など、世の中との波長が合うようになります。良い案・計画が生まれ、決心に変わり、そして実行に移すのようになります。この行動の原動力は、心の状態、または氣の状態で決まります。これまでの練習の積み重ねも大事です。さらに心や氣の状態に加え、身体も元気な状態にレベルアップさせることが重要です。そうすれば、あなたの運命もどんどん上がることでしょう。当然、人生も幸せの方向に変わっていくことでしょう。
是非、この新しい一年を幸せで素晴らしい一年になりますように…。これは祈りというだけでなく、各教室において、皆さんが成果を出して頂けるように、私としてもサポートしていきたいと思います。皆さんもしっかり覚えて、日常生活でも応用して活かせるようにしてください。
今年も良い年になりますように、一歩一歩自ら進み、行動により、どうぞ気を高めてください。