今年も半分が過ぎました。さて、当協会の後半は多くの国際交流が予定されています。まず、9月上旬に「少林寺認定旅行」があり、9月下旬には「第二十一回世界易学大会(inオーストラリア)」に出席し、論文の発表、そしてそこでは(私たちの)世界大会の手続きをしてきます。また10月下旬にはアメリカのサンフランシスコで世界気功大会があり、出席します。さらに12月中

旬には、台湾最大の気功団体の大会があり、私たち協会は特別来賓として招待

されます。この大会は毎年開催され、当協会も毎回参加しています。
私は毎年国際交流を深めるため、昨年はイタリアにも足を運び、世界大会に出席いたしました。
そして来年の秋は、いよいよ私たちの協会が主催する「世界大会」が予定しています。これからは事務的なことがどんどん増えていきます。実際、作業は大変であり、経費も時間もかかります。しかし、私たちが世界大会を開催するのは、決して利益のためではありません。これまでも、私たちの伝えるべきことの手段として、大会を開催してきました。今年で当協会も24周年になりますが、ここは会社経営のようなものではありません。通常、会社は利益が第一であり、利益をいかに伸ばすかが大事です。

しかし、こちらの場合は、日本の皆さん、また世界中の人々に心身の健康のため、根本のものを理解させて伝授、そして教えることに力を注いでいます。

この“根本”とは何か?この根本により、心と体の問題は解決されるのです。私たちの体の深いところから、根本からのアプローチを、当協会はずっと続けて参りました。(当協会のHPでも多くを掲載していますが)利益は一切ありません。逆に人力(過去に多い時には6名雇いました)を活かし、HPを開設して、多くの人々に根本について、伝えています。

国際交流も同様であり、世界の専門家たちとの交流(意見交換)、そして発信

していき、紹介することが重要なのであります。こういった活動を通して、私たちの協会は、これまで育成してきた指導者をPRしてお知らせする必要があります。これは協会の永続のためでもあり、世界中の人々の心身の健康のためでもあります。まるで大乗仏教のように、広めていき、普及させることが求められているからです。嵩山少林寺で達磨大師が弟子を取り、何百年経った後に弟子から広まりました。キリスト教も同様にイエス・キリストの弟子たちが信念と思想を世界に広めていきました。ここで大げさなことを言っているわけではありません。当協会の活動はこれらと同じ位、いや、もっと世の中に役立つものなのです。心(精神)だけでなく、身体の健康、能力開発、少林寺の武術により、強靭な肉体を作るなどが可能なのです。これらのように様々なことに影響を与えていきますから、全ての人類に役立つことなのです。

ただ現実として、世の中はこのことをまだ知らないのです。

最近、入会した医師の方からも「是非、広めていきたい!」と言って、励んで練習しています。他にもよくこういう話を大変多く聞きますが、これらは実際に受講している皆さんからの声なのです。

国際的に広めていく私たちの世界大会は人類の“宝”とも言えますが、これを伝えることにより、多くの人々に理解して頂きたいと願っています。すでにこの“宝”を身につけた指導員の方々もどんどん広めて頂きたいと思います。

今後も私たちは、まず指導者の育成をして、彼らが益々社会貢献をして、世の中に、この素晴らしい“宝”を伝えましょう。そうすれば、そらに世の中に役立つものとなるでしょう。