この度、商標「少林功夫」に関する商標登録出願について、 特許事務所のOさんが手続きを進めてきましたが、特許庁より登録審決がなされました。とてもうれしいニュースです。
実はここに至るまで、簡単ではありませんでした。約2年間に渡り、資料をまとめて申請しました。当初、特許庁はこちらの申請を受け入れてくれませんでした。そのため、裁判を起こし、当方は勝ちました。「少林功夫」という商標をするにあたり、特許庁の専門家は全日本少林寺気功協会の活動をしていることを理解しておらず、難航いたしました。こちら側の証拠を出しましたら、ようやく納得し、法的機関は認めました。これは10数年前から、他3つの商標登録(「全日本少林寺気功協会」、「少林寺武術気功」、「少林文化」)も同様に初めは許可されませんでした。
こちらも裁判して最後は商標となりました。これらの商標の登録はとても難しいものでありました。なぜ簡単にいかなかったのかと思いますが、専門家の理解不足から、ありえないほどの説明を繰り返しました。「少林功夫」というものをこちらがしていても、使えないのはおかしいですから、皆さんの勉強のため、そして協会会員を守るため、力を注ぎました。どうぞ皆さんもこれらの商標を指導や仕事に活かせるようにしてほしいと思います。私たちは正統な少林寺のものを伝えることが重要です。また世界に本物を伝授することとそれを守るため、当協会としては内面と外面の環境を整える必要がありました。
皆さんが指導員として仕事(教室を広めるなど)のために、少林寺気功、または少林武術の環境を整えました。これは私以外、誰もできることではありません。
将来にわたり、多くの人が少林寺のものを学ぶため、そして社会の中で役立てるために法的環境を整えました。もっと全面的に活用し、日本でも海外でも広めてください。