東京都は「緊急事態宣言」の発出により、各方面において休業要請が出て、外出自粛ムードになりました。コロナの感染では変異種の割合が増えたことにより、大阪府はさらに感染拡大となり、重症患者も多く出ており、医療崩壊に陥っています。この変異種は若者や子どもも感染しやすくなっています。長引くこうした状況に、多くの人がストレスを抱え、不安、憂いなどにより精神的に参っています。政府も同様に不安を感じています。

しかし「少林寺気功」はこの事態を乗り越えることができます。なぜかと言いますと、実はコロナウイルスの感染状況ですが、世界各国で100%の感染率にはなっておりません。これは一部の人が感染し、その他の人は感染していないということですが、感染していない人は、たとえば(その感染しない)同じ人が何人いてもその人たちは感染いたしません。なぜ感染しないかと言いますと「免疫力が高いから」です。

そのため誰もが自己の免疫力を高めることに意識して、向上させれば良いのです。それには「少林寺気功」が最適なのです。私は日本に来て30年近く気功を指導しており、これまで日本に限らず、中国、アメリカ、ロシア、またヨーロッパでも医学的研究を数多く講演しております。そのほとんどは病気を治療して治すというテーマであり、成功例もたくさん紹介しております。中でも少林寺気功で病気が治るという医療データがあります。実験により、私たちが行なっている少林寺気功の練習により、免疫力を高めたり、ホルモン系の正常化させて内分泌の促進、さらに症状の改善が見受けられたのです。こうした身体機能の向上した例や改善・回復したデータは数多くあります。

20年位前に本協会の「気の講座」を実施と掲載(協会HPへ連載しておりましたのでご覧ください。)いたしました。医学的なデータはたくさんございますが、漢方中医学基礎理論の中でもしっかり説明しております。気は流す作用があり、気により全身を活性化させることができます。身体の防衛作用とは、病気や邪気が身体の中に入りにくい、また入ってきてもすぐ追い出すのです。こうした2つの特徴があります。

今回はなぜ少林寺気功が新型コロナウイルスに効くのかということですが、少林寺気功の練習により、「気」の力が高まることで(上記の防衛作用によって)効果があるのです。イメージと、さらに運動(動作)をすることにより、実は体内では非常に良い変化が表れているのです。意識した呼吸により、心身に良い効果を与えることについては、すでにテレビなどメディアでも、医療現場のデータとしてもたくさん証明しています。実践すれば体の機能向上、そして改善させる力(自然治癒力や免疫力を高める)がつくのです。心(精神)も静かな状態(平常心)で、ストレスもなく悩みもなければ、内分泌も正常に働きます。

「少林寺気功」とは、こうした様々な方法(呼吸法、イメージ法、運動法など)の総称であり、総合的に実践していけば効果が上がるのです。今です。このコロナ禍の大変な時期こそ、自分自身の命を守ることです。コロナの影響で時間も増えた方もいるでしょう。また時代の流れで、現代はオンラインでも授業が可能です。時間も方法もあるわけです。あとは“やる”か“やらない”かです。世界で唯一の健康法である少林寺気功の実践がこんなに身近に出来るのです。

ぜひ、皆さん、取り組んでみてください。