昨年から新型コロナウイルスの感染拡大により、オリンピックの開催が一年延びました。オリンピック選手にとっても、訓練で自己を高めたり、または試合本番において身体能力を最大の発揮させるため、様々な問題(身体能力、技術、心のケアなど)をどうしたら良いのかが、課題だったでしょう。

 増え続けるコロナウイルスに感染しないように、また自然治癒力、免疫力をどう高めるか、多くの人が悩んでいます。ワクチンの成果について、アメリカのある州では、ファイザー製ワクチンを2回接種(70%以上の割合)しても、感染拡大していると言いますから、油断できない状況です。

 人間の本来持っている免疫力や自然治癒力を活かすことが重要であると、これまで私は再三お伝えしてきている通りです。多くの人が経済的影響も受け、仕事が無くなったりして、日常生活が苦しくなりました。こんな時、こうした事態に対応するため、精神力を高めなければなりません。自己のレベルを上げていくことが大事ですが、一般にはとても厳しいでしょう。

 少林寺気功の練習では、呼吸、イメージ、そして動作させること、また心(精神)と体(肉体)を同時に、さらにはエネルギーとパワーを一緒に発揮できるよう訓練するようにしましょう。当然、効果を最大に高めるように意識しなければなりません。

 そして生活の一部分として実践し、一日延はしをせず、習慣にして高めていきましょう。何があっても続けていくようにしていきます。そうすれば、どんなことが起きても、平常心で対応できるのです。

 さらに、マイナスな情報に惑わされないようにすべきです。少林寺気功の実践を人生の中で第一にしていけば、マイナスの影響を受けないでしょう。

 こういう時こそ(厳しい状況の中こそ)自分自身の心身を守ることは重要なことです。コロナ禍中、誰にでも当てはまることです。

 「少林寺気功」の力によって、一人ひとりの命を守り、癒し、さらに能力を開発させ、この状況を打破し、乗り越えていきましょう。

 是非、生命力を高めましょう。