そろそろ年末に近づき、だんだん寒くなってきました。気温が下がると、ある人は自分の健康状態が気になり、心配します。“寒さ”に対抗するものは、その人の「気」です。身体には、健康を左右する気に元気、そして衛気があります。病気から体を防ぐ、改善させる以外に、寒さから身を守ることもできます。ですから、気を強めることで、寒さ(または暑さ)に、さらには病気から自分を守ることができるのです。
私たちの周りの大気より、多くの気を取り組んで充満させることが気を強めることになります。身体に悪いもの(寒さとか、暑さなど)が体の中に入る前に、外部(皮膚表面の層)を通らなければなりません。しかし気が強ければ、通すことがないため、身体に悪い影響を与えず、病気にならないでいられるのです。
私たちの少林寺気功の練習は一人ひとりの気を高めるための方法です。さらにレベルを上げ、強めていけば、病気の体も治すことができるのです。
年末に近づき、これから忘年会のシーズンで、多くの方はアルコールや外食が続いたりします。そうすると生活のリズムが乱れやすくなります。いつもよりも気を取り入れられるように少林寺気功の練習をしていけば、生活のりリズムが乱れても、心は乱れぬままです。そして気が乱れなければ、身体のマイナスも変化は起きないのです。どうぞ心身の気を高めていき、周りの環境が変化しても自分を守り、人生を楽しみましょう。