去る9月25日夕方、私と同行する当協会会員の相佐さんは、成田空港に集合し、オーストラリア空港へと飛び立ちました。フライトを楽しみ、無事に翌日(9月26日)の朝5時30分には、現地(ブリスベン)に到着しました。すぐ空港で入国の手続きをしました。入国の手続きを済ませた後、税関の手続きに入りましたが、とても時間がかかりました。荷物検査がとても厳しく、三分の一の旅行者の荷物ケースを開けさせてチェックしています。幸い、私たちのケースを開けるということには至らなかったのですが、ひどく時間を要しました。

私たちは早朝に着きましたから、迎えが来るにはまだ早い時間です。その間、相佐さんはWI-FIを繋げたりしてくれましたので、とても助かりました。私たちのこちらでの情報を逐次発信し、更新するためにいろいろ準備が必要ですが、相佐さんは作業して万全にしてくれました。

それでもまだ7時前です。ここで台湾のグループとの待ち合わせは11時でしたから、まだしばらくあります。そのため、ロビーで時間をつぶしました。8時頃にはインドネシアのグループが到着し、私たちと合流しました。合わせて6名となりました。そこで旅行会社の代表(社長)の方が、11時まで市内を車で案内してくれました。話を聞くと、社長のお父さんはとても偉い方で、広い土地を所有しており、家(古い歴史のあるお屋敷)も庭が広く、アルパカ、鹿、また羊等を何頭も飼っているそうです。私たちは、楽しくいろいろ情報を教えてもらったりしながら、市内を案内して頂きました。

午前11時になり、台湾のグループがやってきました。ひとまず揃ったところで、一緒にお昼にいたしました。広い中華レストランで、美味しい飲茶等を頂きました。午後は、皆さんと市内観光をいたしました。夜も一緒に食事をして、ホテルに戻りました。今回、宿泊したホテルは、日本のビジネスホテルのような感じです。

翌日は大会の初日ですから、ゆっくり休みました。

 

9月27日。

いよいよ世界易学大会の初日です。まず開幕式が行われました。本当であれば、今大会に中国本土から150名ほど参加する予定でしたが、ビザの申請の関係で五分の一くらいの方のビザが発行されず、大会に来られなかったようです。そのため、急きょ、会場も人数に応じて、規模が縮小されて中華レストランを貸し切り、スクリーン等を用意して行われました。私自身、こういう世界大会は初めてで、この事態に少し驚きました。しかし主催者の気持ちや立場を考えたら、よく理解出来ます。当初予定していた人数が大幅に減ったのですから、経費を抑えなければなりません。こうした予定変更もやむを得ないと思いました。

しかし集まった方々、会議の中身は世界トップクラスです。大きめのスクリーンが用意されてありましたので、何ら問題なく会議が進められました。開幕式では、私もお祝いを述べました。

 

さて、午後は各論文発表です。私は3番目でしたが、今回は私もパワーポイントを使用していますので、スクリーンを見ながら、説明しました。私の約25年間の蓄積の中身の内容ですから、聴衆の方々は、発表内容が易学と健康についてでしたが、大変関心を持って聴いて頂きました。

この時、一緒に参加した相佐さんは記録(写真や動画)を撮ってくれました。その後、たくさんの方と交流を深めることが出来ました。

 

9月28日。

大会2日目の午前中のプログラムは、引き続き論文発表があり、交流も深めました。さらに理事会も開催されました。この会の常務理事に私はなっておりますが、議題のも多く、たくさん決めることがありました。無事会議も終わり、お昼になりました。本会場はレストランですから、移動もなく、かえって便利だと感じました。

午後も会議が続きました。私と台湾の代表の陳さんは座長を務めていました。その後、論文発表だす。会員の相佐さんは、「地質病理学」という論文発表を行いました。それは健康に関して、理論や実務の説明であり、しっかり伝わりましたので、分かりやすい内容でした。もちろん皆さんは日本語がわかりませんから、私が通訳いたしました。全員がとても興味深く聴いていました。

大会もそろそろ終わり、授賞式に移りました。受賞といっても、すべて資格の認定証の渡しです。そこで私は「世界易学導師」の資格を頂きました。また相佐さんは「現代易学導師」の資格を頂きました。やはり本協会の少林寺気功の指導員養成コース内容は、「易学」もたくさん入っている結果と言えます。

最後に世界易学大会の「旗」の次回主催国への引き継ぎ式です。今大会の中でも、とても重要な任務の式であり、盛大に行います。毎年行っているこの大会は、来年は私たちの世界大会と合同に東京で行います。私はしっかりと旗を預かりました。

無事大会も終わり、夜のお食事会では、お酒(ワイン等)が振る舞われました。この2日間を思い出しながら、楽しく食事をして過ごしました。

さて、次の日から観光が予定(大会に組み込まれています)されており、ゴールドコーストの海岸などで満喫です。

(次回、9/29~の内容に続きます)