私は日本に来て25年が経ちますが、指導員養成コースは第43期生を迎えるに至りました。当協会はこれまで少林寺気功の指導員育成と武術教室で指導をしてきました。現在では指導員養成コースの指導員も卒業し、どんどん活躍して社会に貢献しています。
来年(2019年)秋に世界大会を予定していますが、今回は世界易学大会も合同で開催を予定しています。以前、易学の会長より、強いアピールと一緒にすることの要望がありました。これはこれまでの協会への信用があり、判断された結果であります。少林寺気功や武術と易学は違いますから、一緒に行うということは、本来であれば頼りがないと言えるでしょう。
私たちの世界大会も、もし他の国や違うジャンルの大会と一緒にできるかと言われれば、安心できないでしょう。
さて、この「信用」はどこからくるのでしょうか?2015年、私がある講演(易学の陰陽理論)の時、講演に使うパソコンが動かなくなりました。何もない状態となってしまい、急きょ、日本における当協会の活動を紹介しました。講演後、聴いていた易学の会長がすぐにやってきました。そして、是非一緒に大会を開催したいと祈願してきました。私たちも世界大会は3年に一度開催していますから、そのタイミングで行うことができます。(実は相手はすぐにでもしたいという思いがあったようです)そのため、来年合同で行うことで合意いたしました。
過去に、世界鍼灸連合会からも同じような申し出がありました。また第一回目(2007年)の世界大会の時、北京中医大学の大会合同依頼の話がありました。その時は、帯津先生や寺田先生も一緒に世界大会参加していただくことになっていましたが、合同で行う時期ではないと判断し、一緒には行いませんでした。頼んできた大学の教授は会社で言えば重役クラスですが、私とはその話の時、初めて会ったのでした。
気功の大会ですから、気のパワーで示すことができます。私たちの行っていることは、まず信用が大事です。気功によって病気が治るというだけでは、まだまだ小さい話であり、これが世界一流の団体同士の信頼関係となると、非常に深いところの中身まで話ができることが重要になってきます。
以前、中国文化センターのある方から、「気功の指導者のコースはたくさんありますよ」と言われました。調べてみても、気功について多くの情報が出ており、それぞれの気功を紹介しています。しかし第三者(一般の人)は、どのような観点から指導員コースの良さを見極めるか?また信頼をおけるか?という点では、やはり世界規模の団体から頼まれるというほどの信頼性を持っていることや、自らが世界大会を行っている実績があることにかかっているのだと思います。
さらにどれほどの歴史があるかという点も大事です。その(流派などの)正しい継承者かどうか、またはその代表かどうか、ということについても証明が必要でしょう。特に気功は目に見えないものですから、勝手にいろいろ言う団体も多いのです。
先日の説明会の直前に40期生の授業がありました。彼らに少し残ってもらい、一言体験談を説明会の場で述べてもらいました。皆さんの話を聞いて、私も驚いたことは、とても良い結果になっている方が多くいました。彼らには世界大会の実行委員会を精一杯頑張ってもらっているところですが、改めて成果があったことについて聞いたことはありませんでした。皆さんはとても効果を感じており、日常に活かしていることに驚きました。組織としても大変うれしいことです。私自身も、もっと頑張らなければと思いました。
会員の皆さんも自分の人生の中で、大いに良い結果となるように、また円満なるように頑張ってください。
まだ多くの方が当協会の指導員養成コースに入るかどうか悩んでいると思います。体験も出来ますから、どんどんお問い合わせください。こちらには直接電話でもokです。私もどんどんサポートできるようにしていきます。