今回の認定旅行は、少林寺気功師師範の江口亮さん(旧大阪支部長、現サンフランシスコ〈米〉支部長)のアメリカの教室と大阪教室の生徒を中心としたメンバーで、少林寺への修業の旅でした。江口さんから、それぞれの教室の生徒に声をかけて、たくさんの方が集まりました。また、私の武術教室からEさん、また毎回、認定旅行に参加しているメンバー最高齢のMさんも一緒です。こうしたメンバーによる認定旅行は初めてでしたが、とても良かったと思います。
今回、江口さんは、副団長として活躍いたしました。アメリカより引率も兼ねて、頑張って頂きました。またもう一人副団長として、Eさん(武術教室)になって頂きました。実はEさんはこの少林寺気功武術春祭りの前、演武の練習の際、脚を痛めてしまいました。快復してこの旅行にも積極的に参加して頂き、よく皆さんをまとめてくれました。特に英語の通訳を積極的にしてくれました。グループの半分がアメリカの方ですから、大いに役立ちました。
なお、今回の認定旅行の内容については、少林寺の公式HPに掲載されました。
http://www.shaolin.org.cn/templates/T_newS_list/index.aspx?nodeid=23&page=ContentPage&contentid=20599
アメリカの方も、また大阪の方も全員が釋永信管長から賞状を授与いたしました。ただ今回は釋管長の認定式の予定が他と重なり、少し行程に変更も生じました。しかしそこは臨機応変で釋管長のご都合と合うようにスケジュールを変え、行動いたしました。認定式では、釋管長より、江口さんが気功師師範、Hさんが気功師、他の全員には「認定修業の参加記念賞」が授与されました。また武僧団の代表(4名)からは、皆さんの演武についてお誉めのお言葉を頂きました。とても良かったと思います。
さて、恒例の(険しく、そして厳しい)達磨洞巡りですが、この時季の少林寺は、とても暑く感じます。そんな中、全員が達磨洞に登りました。私たちのメンバーには、高齢の方や体の弱い方、また初めて中国に来たという方もいます。でも全員がチャレンジしました。最高齢のMさんは、7回目の挑戦となりましたが、無事一緒に登ることが出来ました。本当に良かったと思います。
今回の認定旅行は、全体的にスケジュール通りで順調でした。遠くアメリカより来た方々も、大阪からのメンバーも皆さん何も問題なく、無事に帰国し、良い思い出となりました。やはり精神力と体力は、当協会が指導する「少林寺気功」によって表されました。一人ひとり、大変満足した内容でしたので、大成功となった認定旅行でした。
◆第1日目(4月25日)
気功師師範の江口亮さんが率いる生徒の皆さんが、アメリカのサンフランシスコより北京空港に到着し、また東京と大阪からの皆さんが大阪(関西空港)から北京空港に到着して、参加者の皆さん同士が合流しました。ここから国内線に乗り換え、鄭州に向かいます。翌日には釋管長の前で、全員による演武が予定しています。ここで初めて全員が揃いましたので、北京空港内で時間もありましたので、少しでも良い演武が出来るように、1時間ほど合同練習を行いました。その後、鄭州に向けて出発です。到着は夜遅くなりますが、そこで私と合流し、無事全員が揃いました。安心したところで、ホテルにバスで向かいました。ホテルには真夜中の1時前後になりました。それぞれチェックインして、明日に備えてすぐに休みました。
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