去る9月6日~13日まで、私と少林寺気功と武術教室の会員の皆さん総勢12名で、(今年2回目の)少林寺認定旅行に行ってきました。内容も充実、そして全員が無事に帰国し、今回も大成功を納めました。
認定旅行では毎回、少林寺釋永信管長より認定証を直に頂くのですが、年々多忙になる管長のご都合に合わせられるよう、さらに今回は余裕を持って、朝早くホテルを出発し、少林寺に向かいました。そして管長のご都合の良い時間で対応して頂きました。まだ朝の早い時間ですから、来客もいない時間帯ですから、すぐお時間をとってくださいました。
釋管長は、私たちの来訪を喜んで迎えて下さいました。(いつもでしたら)慌ただしい中の認定式になるところ、余裕のある状態で釋管長とお会いでき、認定式が行われました。実は昨年の秋と今年の春の認定式で行われる認定演武は、釋管長はお忙しく見て頂けませんでした。(もちろん認定証は直に頂きました。)そのため、前回と前々回は武僧団のトップの方に演武を見て頂き、交流いたしました。
今回はこのことを踏まえて、早く出発してお会いすることにしたのです。なお、これまでの認定演武は「鶴功三十六式」を披露しておりましたが、今回は演武時間を短く、しかし総合的に見栄えのある「内功拳(三大動功を合わせた型)」の演武を会員の皆さんは披露いたしました。釋管長をはじめ、一緒に見ていた武僧団の人たちもとても喜んで頂き、良い評価を受けました。釋管長からもレベルの高い演武だと何度もお褒めのお言葉を頂きました。
これは皆さんが、事前にしっかりと練習をして息を合わせて堂々と行った結果です。その成果の表れが、高いレベルの演武になったのだと感じています。
今回、初めて内功拳を認定演武で行いましたが、中には站椿功の型の動きもあり、体勢を低くして行う部分がありました。38期生の皆さんと一緒に行ったAさんやMさんの先輩方々も、しっかり低く姿勢を保ち、息を合わせて行いました。途中、少し乱れたところがありましたが、素晴らしい演武には全体的に高い評価を頂き、良い結果となりました。行った皆さんにとっても、良い思い出となったことでしょう。無事、認定証(今回、参加した皆さん全員)を釋管長より、直に頂きました。
その後は、私たち全員で達磨洞に行きました。さらに翌日からは観光をしたり、武術学校での武術体験をして楽しみました。
さて、今回の武術学校は、初めて行くところでした。そこは、とても伝統の武術スタイルを守る学校です。体験した皆さんは、しっかりと基礎から学びました。中には武術は初めてという人もいましたが、一生懸命練習いたしました。
すでに少林寺気功により、内気の気の訓練をしておりますので、(中には60代の人でも)頑張って、武術指導者についていきました。
また皆さんは少林武術をすぐ覚えて、体を動かしていましたので、学校の関係者(指導者してくれた皆さん)は、上達の早さに驚いていました。
実際に難しい内容にも関わらず、少林武術を覚え、上手になっている様子は、やはり少林寺気功による身体能力を高めていった心身の変化(訓練の成果)です。
今回の旅行も内容の濃い、楽しく、思い出となるものになりました。特にトラブルもなく、ハードなスケジュールをこなしました。全体的にとても良かったと思います。そして皆さん、無事に帰国いたしました。
(次回、「少林寺認定旅行の第一日目~」に続きます。お楽しみに!)