前々回、前回に続いて今回は第三の練習方法です。
これは、いつでもどんな時でも自分の発言に責任を持つということです。
つまり、何か目標をたてたことに対して、もしこれができなかった場合の罰をひとつ決めてみます。
でもこういうことは、実際に自分ができることにします。
例えば、「私は禅を習っています。でもこれで成功しなかったら、罰として私は地獄に堕ちます。」と、
こういう発言はちょっとあまり意味がないです。
毎回こういう発言ばかりだと、逆に最終的には有効になりません。
効果もないでしょう。だから、できるだけ具体的な内容あるいは少しづつやっていく形がいいでしょう。
また、自分には「よく遅刻をする」という欠点があるとします。そうするとひとつここで発言します。
「もし自分はまた遅刻したら、1週間分の給料は要らない、あるいは2日間、
あるいは1日の分の給料は要らない。」そういうことで頑張ります。
自分が何か楽しい趣味を持っていたら、この一ヶ月間その楽しいことは我慢する。
特に自分が好きなことができなくなるということは、よく効くでしょう。
そうすると自分の気力はだんだん強くなります。
あなたが練習している時に、もしこれを失敗したら私はこうしますと発言して、
それは実際に本当にできるか、確かに自分の罰になるか、
もし自分が違反をして発言した内容を実行しなければどうなるか、
そういう前提で練習は有効になります。だから絶対に自分の言葉の約束は守らなければならないです。
こういう鍛練により、だんだん自信を持って、そして周りの人からも信頼を得ることができて、
人間関係も良くなるでしょう。また精神も強くなって力もだんだんアップします。