どういうことですか?犯人は、誰ですか?
西暦532年達摩大師は、自分の後継ぎを弟子のエカにしました。
その時、皇帝に任命され全国の仏教のリーダーになります。弟子のオウネンを連れ全国のお寺に行き、お寺の審査をします。
千商寺で、インドの僧侶のプティリュウチと館長の招待をうけます。

プティリュウチはジュウケン(訳した本)を達摩大師に調べてもらうために渡すと、達摩大師は、熱心に読み、九日間かかってこの10冊を読みました。

そして、弟子の感想を聞くと、こんなに間違えがあるものが世の中に伝わったらまずいです。と話しました。これを外で聞いていたプティリュウチは、激しく憤慨しました。
達摩大師は、その間違いを直して世の中に出そうと弟子をさとします。しかし、弟子はエカが訳した本を薦めます。
プティリュウチよりも先に達摩大師の弟子が正しく訳していたのです。
達摩大師は、間違いを指摘しながら、さとしながら、訳本を訂正するように話します。

プティリュウチは、心穏やかではありません。翌日、プティリュウチは、毒入りの精進料理を作り達摩大師に食べさせるのです。死が迫った達摩大師は、弟子は千人いるが禅を理解しているのは、エカが随、道育が骨、ニソウは肉、ソウフクは皮を得ています。と話し座禅の姿勢のまま合掌し、私が死んでも大騒ぎしないように話し、亡くなります。