いよいよ『秋の少林寺気功・武術祭り(昇段・級審査会)』が近づきました。春からの半年間の努力を披露する場です。他の期生の会員との交流を深め、皆さんに習得した型や技を見ていただきます。また自分の成果を出し、レベルを上げていきます。自分の演武だけでなく、他の方の演武などを見ることも勉強になりますので、こうした交流はとても意義があります。
47期生の動功(2年間)はまもなく終わります。あと2年間の理論や外気治療、そして静功を行い、気功師を目指します。49期生は三大動功の鶴功三十六式が終わります。昇段審査会において、初段を受審する方がおります。各期生はそれぞれ受講するものが違いますが、始まるところもあれば終わるところがありますが、ともに秋の祭りでは良い刺激になります。
9月に入り、秋らしくなりました。これからますます気候が良くなり、涼しくなりますので、運動がしやすい時季です。スポーツの秋、読書の秋、旅行の秋など言われますが、とても気持ちよい季節ですから、より充実いたします。そして気功の秋です。私たちの気功の練習には、とても良い季節です。運動がしやすく、体力もありますので、集中力が高まります。また秋の気の質は、陰陽のバランスがとれて良い状態です。練習によって取り込んだ気はバランスを整えてくれます。楽に行なえて上達も早くなります。
長引く新型コロナウイルスの感染もだんだん落ち着いてくるでしょう。少林寺気功の練習により、各個人の能力レベルはアップすることでしょう。こうしたことから、自分、そして身近な人たち、さらに国まで良い状態になっていくことでしょう。困難な状況でも、これまでの歴史の中、人類は乗り越えてやってまいりました。対応する方法は絶対にあるのです。どんなに環境が厳しくても順応できることでしょう。どうぞ自信をもって、前を向いてください。素晴らしい人生を送るように、ご自分の夢を叶えてください。