「2015年5/28~6/3 少林寺認定旅行」
32期 森田 恭博
総勢31名の団体旅行にも係わらず、メンバー同士間の
意思疎通が比較的図れました。通常のツアーでは、経験できない
有意義な旅行でした。旅行中、一人も日本人に出会わなかったことは、
驚きでした。色々と海外旅行をしましたが、初めての体験です。
朝昼晩と中華料理で、5日目当りから胃が悲鳴を上げました。
当りを見渡しても、スタバが一軒も無い!!やはり偉大な田舎でした。
それでも人間の対応力は凄いもので、適応して慣れました。
少林寺は、内陸地にあり、海側の中国とは全く違うと
実感しました。少林寺地区は、「天地之中」(世界の中心)にあり、
中華思想の”唯我独尊”?の本拠地であることを実感しました。
中国は”老”、日本は”生”、やはり全く違うなと思いました。
仏教は、インドから中国に入り、中国人が全く創造的に
創り上げた完成形が禅宗であることが、改めて認識できました。
そして、日本に入り、道元禅師が独創的に日本禅を創られた
と思います。
少林寺の創設者ー達磨大師の洞窟内で、秦老師の基、
協会員メンバーで瞑想できたことは、私にとっては、
非常な喜びとなりました。普通はこのような体験は、
まずできないと思います。非常に澄み切った空気感の中で、
みんなと瞑想でき、いつになく”無”になれたような気がしました。
山道(石の階段約1.000)を上り下りし、膝がガクガクに
なりました。体力不足(現在、61歳です)を痛感しました。
館長の前での鶴功の演舞は、非常に緊張しましたが、
メンバーの気の力が結集でき、あっという間に終わりました。
今回の認定旅行は、普通では、経験できない、少林寺を
可能な限り体験できる、素晴らしい旅行でした。
全日本少林寺気功協会の会員になって、本当に良かった
と思いました。