少林寺旅行の感想　5/30　31期大久保様

第五届中國佛醫高峰論壇
午前の開幕式に続き、午後は第五届中國佛醫高峰論壇が始まりました。
秦先生が登壇され、日本での活動紹介の映像のあと、少林功夫養生の医学的効果について講演されました。主な内容は、少林寺功夫養生は、身体的にも精神的にも効果があり、肌肉を伸ばし、経絡の流れを良くし、気血の循環を改善する等と思いました。中国語での発表でしたので、次はぜひ日本語で聞かせて頂きたいと思いました。

続いて、日本武道悳龍館、三浦悳龍館長が講演されました。テーマは「日本武道における禅と気について」でした。主な内容は、少林寺武術、禅がいつ頃日本に入り、受け継がれてきたか、禅による平常心、気と呼吸の調整などでした。中国人の参加者も、皆熱心に聞いておられ、大きな拍手がありました。

その他の講演は、一指禅、薬師佛法、筋經式、印度のツボ(Varma point)、意象医学（精、気、神と病気の関係）等でした。どれも興味深い内容でしたが、中国語がわからないので、それがとても残念でした。

禅宗少林・音楽大典
夜は、「禅宗少林・音楽大典」を鑑賞しました。これは、少林寺の管長も監修する、禅と武術、音楽を融合したエンターテイメントショーです。実際の山を背景とした舞台装置、600名もの出演者による踊りや演武、音楽や照明、電飾による演出は、想像を超える圧巻のスケールでした。とても楽しく大満足のショーで、3000の観客席はほぼ満員でした。