少林寺認定旅行 感想文
私は一昨年・昨年・今年と、今回で3年(3回)連続で参加させていただきました。
中国に到着した次の日、朝早くに少林寺の境内に移動、
管長の前で気功クラス38期生の皆さん中心の表演を見学しつつ、
裏方で写真撮影などのお手伝いをしました。
その後、管長から、私まで活動参加の賞状をいただき、大変光栄でした!
管長を囲んで全員で集合写真も撮りました。とても嬉しかったです。
朝早い時間帯でしたので、本来なら日中は管長が姿を現すと
すごい人だかりになってしまうところを、私達は、ほぼ独占状態で
管長と謁見することができ、何とも貴重かつ贅沢な時間を過ごす事ができました。
この素晴らしい機会を与えてくださった秦先生に感謝いたします。
その後は達磨洞を目指して山道を登りました。
急な階段がいつもながら心拍数が上がってきついですが、
何といっても景色の良さと、達磨洞の中での座禅・瞑想をさせてもらうという
恵まれた体験はこの上ない至福の時でした。
毎回、達磨洞で瞑想すると、不思議な感覚になります。
今回は、頭の中に光が何回もフラッシュのように見え、
過去と通信しているような感覚になりました。
達磨洞で座禅・瞑想した時の感覚は、人により様々なようですが、
皆さん何かしら特別な感覚がするようです。
私自身の感覚も毎回少し違いますが、他で座禅する時より
特別な感覚になります。
秦先生に達磨洞を案内してもらえて、座禅のご指導も賜って、
本当に有難い事だと思いました。
達磨洞の次は少林寺境内をガイドの朱さんの丁寧な説明と共に
じっくり拝観することができました。
達磨大師の伝説話や、スケールの大きい歴史の記録を目の当たりにして、
本当にすごいところなんだなあ、と改めて実感しました。
さらに、亡くなった僧侶方の徳の象徴でもある「塔林」も見学することができました。
偶然、その日は亡くなった偉い僧侶の命日だったようで、
弟子達による命日の弔い儀式の列を見ました。
その次の日からは、武術修練組と観光組に分かれて行動しました。
私は一昨年と昨年の2回とも武術修練で剣の型を習いました。
3回めとなる今回も剣の修練を希望したところ、
秦先生のはからいで、伝統武術を研究・指導している学校で
「七星剣」を習うことができました。
武術学校では、小さい子供から大きいお兄さんまで運動場で足を高く上げたり、
棍棒などで練習しています。女の子も結構いました。
テコンドーやムエタイのような中国武術「散打」の、相対で組み、
胴や脛あて等を着けた状態での迫力ある練習も見ることができました。
17歳の張コーチの剣の見本はとても落ち着いた洗練された動き。
「七星剣」は女性にも合っている、動きや流れが美しい剣の型で、
とてもわくわくしてきました。この剣の型を習うことができて
喜びでいっぱいです。
3日間、じっくり「七星剣」を習い、流れを覚え、剣の動作の意味なども
身振り手振りで教えてもらえました。
私のような運動音痴で、50歳手前の体が動かない者にもわかりやすくゆっくり
根気強く教えてくれて、しかも言葉が通じなくても、
どっちの足、どっちの手を動かすか、など指し示したり、できない箇所の見本を
繰り返して示してくれる、とても素晴らしいコーチでした。
日本でも引き続き繰り返し修練を続け、秋の気功武術祭りで演武できるように
頑張りたいと思います。
本当に、少林寺修行の旅は素晴らしい!他では決して体験できないような事の
連続です!来年もできることなら、また少林寺に行って、武術修練もしたいと
思いました。
秦先生、貴重な体験をさせていただいて、本当にありがとうございました!