<認定旅行を終えて>

行くまでは、普段の旅行とはだいぶ違うことからかなり不安を感じていました。でも終わってみればあっという間でした。

初日、まずは早朝観光客のいない少林寺で管長に内功拳を見ていただきました。失敗したところもありましたが、真剣さを汲んでくださりお褒めの言葉をいただけてほっとしました。これも日頃の秦先生のご指導の賜物と感謝いたします。本当に大変貴重な経験でした。次に達磨洞まで登り、そこで瞑想をしました。祠の外が騒々しく今一つ集中できなかったのですが心地よい時間を過ごすことができました。それからガイドの朱さんにお寺の中を案内してもらい、夜は9月生まれの方を中心にお誕生会を兼ねた大宴会でとても充実した1日となりました。

次の日からの3日間は朝から武術学校に行き、お昼ご飯をホテルのそばのお店に食べに行き、ホテルで少し休んだらまた15時に学校へ戻り18時までという武術漬けの日々でした。2日目は前の晩に激しくお腹を壊して危うく練習に行けなくなるところでしたが、秦先生が薬を手配してくださったり、気を分けてくださったおかげで予定通り3日間通うことができました。武術は心意六合拳を17歳の唐先生に教えてもらいました。私は初めての武術体験で元々覚えも悪いので、なかなか型が覚えられず、初日でだいぶめげてしまったのですが、秦先生に励ましていただき、他2名の仲間に助けてもらいながら、なんとか最後まで型の流れを覚えることができました。本当に感謝以外ありません。日本に帰っても鍛錬練習するよう唐先生に言われたので先生の労を無駄にしないよう練習していきたいと思います。

秦先生、今回は本当にありがとうございました。

38期M