8/15 今日で、認定旅行4日目、武術留学2日目となります。
武術は、1日目から3日間別のものを学ぶ予定でしたが、1日目の三節棍で午後から腰痛に見舞われ、まともに動けなくなってしまい、三節棍と九節鞭を学ぶ事にしました。夜に同室のY氏に治療して頂き、楽に休む事が出来ました。
2日目の朝、同じ姿勢で寝ていたせいもあってか、体が重く、腰痛で歩くのもきつかったのですが、秦先生の治療のお陰で朝から武術学校へ行くことが出来、午後の始めの方までに一通りの型を学びました。
すぐに九節鞭の他の先生が来て下さり、基本から学びましたが、腰痛が出始め、型の動きも指導して頂きましたが、特に座って両足を伸ばした状態で飛び跳ねる動きが悪化を促しました。
3日目の朝、秦先生のスピード治療。型も最後まで通してすることが出来ました。一通り終えたところで、練習はキツさを増しました。腕立て伏せ20回と基本の回しを20回を1セットで3セット、続けて、腕立て伏せ10回と基本の回しを10回を2セット。たまにスクワットも間に入りました。
武術の移動稽古も腰の使い方を意識するよう指導して頂き、恐らく腕の力で回すのではなく、体全体をしなやかに使って九節鞭を扱えと言うことなのだろうと感じました。
3日間を通して感じたことは、一言では語れないのは勿論ですが、文章で書き表せるものでもないのは当然のこと。
それは、感じたことであり、他の人に説明するための形のあるものではないから。
強いて言えば、全ては「意識」であること。この武術学校に通う生徒に「覚えるため」に通っている方はいないのだろう。
覚えようとしても、頭で考えたりしているだけで、体は動いているだけになってしまう。意識の持ち方を変えると、覚えるべき事は自然に体に入ってくる。そんな感覚でした。3日目の終わり、腰痛はなくなっていた。
何事も年数、年齢、地位ではなく、意識の高さ。自分という枠の存在すら不要で、自分の意識のみ存在すれば良い。