武術練習 2024/07/12(金)at 西戸山中学校 武道場 
 今日は、嵩山少林寺への修行旅行における段位取得に向けて、まずは各段の内容の型の練習から始まりました。少林寺では、日本でいうところの「級」というものは無く、向こうでは「段」から始まります。日本の「10級〜」が向こうでの「初段〜」にあたります。少林寺では「段」のさらに上(日本でいうところの「段」に当たるもの)は「品」になります。 
 まず1つ目は少林寺十三拳⑴をひとつずつ姿勢をチェックしながら通しで行ない、何回か繰り返し練習しました。次に2つ目は少林寺連環拳⑴で、こちらもひとつずつ形をチェックしながら行ないました。秦先生が少林寺にいらっしゃった時の型と、今の少林寺の型の内容が、細かい所が移り変わっている箇所があり、中国少林寺での段位取得では現在の少林寺の規定に合わせて、という事になるので、そこを覚え直しました。 さらに3つ目は、少林寺五形拳⑴で、こちらも何回か練習しました。 
 次に、各段の型の応用対練の練習をしました。 1つ目は、少林寺十三拳⑴の応用対練の総合をサッとだけ動きを確認しました。2つ目は、少林寺連環拳⑵の応用対練の総合の動きを繰り返して確認し、3つ目は少林寺五形拳⑴の応用対練の総合を練習しました。 
 次に、初段の内容に入りました。初段の内容は、型の少林寺通背拳を、先週の続きで今日は21個目の動きまで進みました。大きく肩を動かして腕を回すような動きがあります。秦先生の見本で示してくださる動きは迫力があるのですが、私は手足が短いせいか、自分の動きを確認してみると、全然大きく動いていないように見えます。通背拳は腕の動きのダイナミックさが大切だと思うので、自分の動かし方を工夫して少しでも大きな動きになるようにしたいなと思いました。 
 5級の人は5級の内容も練習しました。3つのセットと、型は少林寺五形拳⑵を練習しました。 
 そして、次に4級の練習をしました。爆発呼吸と、スピード練習、七星歩も練習しました。移動技の少林寺観音十八掌も行ない、型は少林寺八極拳を練習しました。 
武術クラス S.M.