武術練習 2024/05/24(金)at 西戸山中学校     
 今日も始まりは四段功からです。四段功で身体を動かし始めると呼吸が整い、可動域の調整もできていきます。  
 次に10級の練習をしました。10級の内容は、手法・腿法・腕功・肩功・歩法を練習しました。腕功は挑腕、抖腕を行ないました。歩法の中の1つに「震脚(しんきゃく)」があります。震脚は足で地面を強く踏み付けるような動作で、嵩山少林寺にはこのような動きを武僧達が長年に渡り繰り返し行う事によってできた、歩幅のまま凹んだ床が今も残されています。気の遠くなる様な毎日の鍛錬の証です。さらに3つのセットと型の少林寺十三拳⑴も練習しました。
 9級は、型の少林寺十三拳⑵を何回か練習しました。      
 次に初段の練習をしました。初段の内容は、型の少林寺通背拳を先週までの動きの続きで、一歩前に出て相手の顎か肋骨の辺りを攻撃する形、前足にドーン!と重心をかけ、その力を腕に伝えるような力強い動きを習いました。  
 4級の内容は、手法から始まり、爆発呼吸5パターンと、スピード練習5パターンを行ないました。七星歩も行ないました。 少林寺観音十八掌も練習しました。 型は少林寺八極拳を、先週の続きで11個目の動きまで練習しました。途中、5・6個めの動きの形について、秦先生が説明してくださいました。少林武術ではよくある動きで、自身の膝や脇等を守りながら自身の体の幅の狭い横向きに近い体制で進み、相手の隙があれば即攻撃する、という形なのだ、との事です。なるほど、そうだったのか!意味を分かっていないのと分かって動くのとでは違いが出てきます。防御と攻撃の優れた形なのだなあ、と思いました。
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 次に、7級の練習をしました。7級の内容は、腿法を3種、型は 少林寺連環拳 ⑵を練習しました。連環拳 ⑵の応用対練(組手)の練習も少ししました。途中で攻守交代するところを確認し、先に攻撃する人は途中から守りに変わり、最初に守りだった人は途中から攻撃に変わります。試験の時に誰と組んでも、先に攻撃でも守りでもスムーズにできるよう、体に叩き込んで反復練習して覚え込まなければなりません。級が上がるとドンドンこういった、攻守交代の複雑な組手が増えていきます。本当に頭の体操にもなるし、頭と身体の連携の瞬発力を作る事にもなるなあ、と思いました。  
武術クラス S.M.