先日に続き、指導員コース31期の生徒様より授業の感想文です。
難しい内容をよく理解され研究されています。

指導員Ⅱ授業の感想 - 新病気理論の3回目  (3/8)
座学につきましても、入門後2年4か月を経過して、「少林寺医療気功修持工程」第一部「新病気学」に入りました。新病気学の基礎理論は次の三つです。
・意識は物質である。
・人体と宇宙の全息律
・多層次意識論
(講義が待ちきれない方などは、先生の著書「少林寺気功理論」に掲載されています。)

 さて今日の講義は、「多層次意識論」の「第三層次―狭義潜意識」です。病気の生理的状況は狭義潜意識の生理状況が表面に現れたもの、情緒は狭義潜意識の心理状況が表面にあらわれたもので、この層が「病気との関係が深い」と説明されました。先生の理論は高度に構築されているので、習ったことを簡単に伝えることは、難しいです。
私なりに興味を持った点は、古くから気功会の重要な基礎理論であり、練功においても広く実践されている「精・気・神」の中の「神」の「元神」と「識神」の位置づけです。前回の講義で、「第一層次―顕意識」の核心部分は思惟で、「識神」にあたると聞き、何か理解できた感じがしました。
(「精・気・神」についても、先生の著書「嵩山少林寺秘伝」にもちろん掲載。)

私が今日まで続けることができたのも、嵩山少林寺第三四代最高師範秦西平先生が熱意を持って教授されていることと、遠方からの参加も含めた受講生仲間の支えがあったからと、本当に感謝しております。授業後、(完全に理解するのは少し時間がかかりそうですが)ある種の満足感を持って家路につきました。